色の名前Japan Color Name | 赤白橡(あかしろつるばみ) |
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ローマ字Romanized | Akashirotsurubami |
RGB | R:ED G:2A B:E |
CMYK | C:00 M:25 Y:35 K:00 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 11月14日 |
色の説明
赤白橡(あかしろつるばみ)とは、櫨で黄色く下染めし、うすく茜の赤を重ねた赤みがかった白茶色です。橡(つるばみ)はブナ科クヌギの古名で、その実のドングリは濃い灰色の染色に用いられるますが、赤白橡はドングリを使った染物の色ではありません。『源氏物語』に「赤き白橡」との記述がみられるように、白橡を基本名とした色名です。古くは上皇の着用する高貴な色であり、禁色とされる時代もありました。
-読み:あかしろつるばみ-
「青き赤き白つるばみに、蘇芳、葡萄染など、常のごと」
『源氏物語』「藤裏葉」紫式部。
[Explanation of a color]
The Akashirotsurubami, it is white brown reddish which repeated red madder thin and bottoming in yellow goby. In Hijaz fagaceous oak, acorn of the real is used for dyeing of dark gray horse chestnut, but Akashirotsurubami is not a color of dyeing using the acorn. Description of the "Crimson White horse chestnut" to be seen in the "Genji Monogatari" is a color name, which is based on the name white horse chestnut. Old is a noble color to wear the Emperor, there was a time when being a Kinjiki.
-read:Akashirotsurubami-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
注意事項
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