色の名前Japan Color Name | 緋(あけ) |
---|---|
ローマ字Romanized | Ake |
RGB | R:A2 G:63 B:6 |
CMYK | C:34 M:97 Y:82 K:03 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 7月25日 |
色の説明
緋(あけ)とは、やや黄色みのある鮮やかな赤色のことで、平安時代から用いられた伝統色名です。山野に自生する多年草の茜の根を染料とし、灰汁で媒染しました。色名の「あけ」は日や火の色のことです。推古天皇の時代以来、紫に次ぐ高位の色になり、奈良時代に定められた服飾尊卑では19色の中で5番目に位置づけられました。平安時代の中頃から染法が変わり、それに伴い色調も鮮やかな紅緋色に、読み方も「緋色」となりました。一般的に、それぞれを区別する場合は茜色を「やや暗い赤」のイメージ、緋色を「鮮やかな赤」のイメージとします。
-読み:あけ-
「茜刺日は照らせれどぬばたまの夜渡る月の隠らく惜しも」
柿本人麻呂『万葉集』巻二・一六九
[Explanation of a color]
The Ake, by a bright red with a yellowish somewhat, it is a traditional color name that was used since the Heian period. The dye and the roots of madder perennial native to Yamano, was mordant in lye. It is the color of fire and day of the color name "open". It was positioned fifth in the 19 colors in the high and low clothing that since the days of Empress Suiko, it becomes the color of the high-level second only to purple, as defined in the Nara period. Dyeing method changes from the middle of the Heian period, the brilliant Beniake-iro, color was also a "scarlet" is also how to read it along with it. In general, it is the image of the "bright red" image of "a little dark red", the Ake-iro and Akane-iro if you want to distinguish each.
-read:Ake-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
注意事項
表示されている色(RGB値)は色の名前に対するおおよそものです。色名によっては広範囲の色を指す場合や文献・書籍等によっては解釈が異なる場合もありますのでご了承ください。 ご利用の環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。
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