色の名前Japan Color Name | 紅柄色(べんがらいろ) |
---|---|
ローマ字Romanized | Bengara-iro |
RGB | R:A5 G:62 B:E |
CMYK | C:45 M:80 Y:90 K:00 |
Web カラーHex triplet |
色の説明
紅柄色(べんがらいろ)とは、濃い赤みの褐色のことで紅殻、弁柄とも書きます。インドのベンガル地方で産出したことから、「べんがら」と名づけられました。天然に産するものもありますが、今日紅柄は合成されたものが多く使われています。江戸時代の流行色で日差しで変色しにくく、耐熱性にも優れるため、壁や瓦の塗料などに多く用いられた色です。
-読み:べんがらいろ-
「懸崖が真っ赤な紅殻色をして居て、それが強い緑の樹木と対照して鮮に美しい」
『旅日記から』寺田寅彦著。明治四二年(一九◯九)。
関連色:赤褐色
[Explanation of a color]
The Bengara-iro, write Benigara, also rouge by brown dark red taste. From what has been produced in the Bengal region of India, and was named "Bengara". Some of them naturally occurring, but that is synthesized has been used a lot today red pattern. Because it is hard to change color in sunlight in fashionable color of the Edo period, it also has excellent heat resistance, it is the color that is often used to paint and tile and wall.
-read:Bengara-iro-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
注意事項
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