色の名前Japan Color Name | 団十郎茶(だんじゅうろうちゃ) |
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ローマ字Romanized | Danjurocha |
RGB | R:F5 G:63 B:A |
CMYK | C:44 M:75 Y:83 K:06 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 10月6日 |
色の説明
団十郎茶(だんじゅうろうちゃ)とは、江戸時代の歌舞伎役者「市川團十郎」が代々用いた成田屋の茶色のことで、赤みのうすい茶色です。ベンガラと柿渋で染めたことから柿渋色、または柿色ともいいます。荒事の芸を確立した五代目市川團十郎が『暫』でこの柿色の素襖をまとってからは「團十郎茶」とも呼ばれるようになったと言われており、現代でも襲名披露の口上などで団十郎がこの色の裃かみしもをつけることでも知られています。
歌舞伎役者の名を冠した色名には「芝翫茶(しかんちゃ)」もあります。こちらは三代目中村歌右衛門が好んで用いた茶色のことで、歌右衛門の俳名が「芝翫」であることから、この名がつきました。
-読み:だんじゅうろうちゃ-
[Explanation of a color]
The Danjulocha, by brown Naritaya generation to generation Kabuki actor of the Edo period, "Ichikawa Danjulo" is used, it is thin reddish brown. Persimmon juice color, or Kakiiro also called from the fact that it was dyed with persimmon juice and red iron oxide. By Danjulo will give kamishimo kamishimo of this color, such as note verbale of Shumei showcase is also known in modern times. There is also a "Shikancha" in the color name bearing the name of a kabuki actor. From the fact that the brown Nakamura Utaemon third generation was used in favor, the haiku poet's name Utaemon is "Shikan", this name was with this place.
-read:Danjurocha-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
注意事項
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