色の名前Japan Color Name | 藤煤竹(ふじすすたけ) |
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ローマ字Romanized | Fujisusutake |
RGB | R:A5 G:35 B:9 |
CMYK | C:00 M:08 Y:01 K:65 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 1月13日 |
色の説明
藤煤竹(ふじすすたけ)とは、藤色がかった煤竹色 で赤みの暗い灰紫色のことです。
『藤煤竹』は貞享4年刊行(一六八七)の小袖雛形本「源氏ひなかた」の小袖 の地色のなかに見られるように、江戸前期にはすでに染色が行われていました。また、江戸時代の染色指南書「手鑑模様節用 」の色譜に「藤煤竹。紅消鼠の紅を梅にかへて染めたる色也」と記されています。
「煤竹」がつく色名は『柳煤竹 』『銀煤竹 』『肥後煤竹 』『洒落煤竹』をはじめ約20種類あり、それらの多くは江戸時代の元禄〜宝永の時期の色見本や雛形本にも数多く出てきており、江戸時代前期には一般的な色でした。
-読み:ふじすすたけ-
[Explanation of a color]
The Fujisusutake, smoked bamboo in color tinged with mauve, it is the ash purple dark red. Staining of "Fujisusutake", so found among of the background color of this template Kosode Kosode of 1687 of "Genji Hina-kata", it would be staining was performed from the late Edo period. Its color is marked "Irofu upcoming dyed in fart or to the plum red Fujisusutake. Beni consumption rat" in Irofu of "Tekagami pattern Setsuyo". There are about 20 kinds including "Sharesusutake" The color names Susutake sticks, they can arise from a number also stationery and books color swatch end of the previous period of Edo (Genroku-Hoei) many of them.
-read:Fujisusutake-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
注意事項
表示されている色(RGB値)は色の名前に対するおおよそものです。色名によっては広範囲の色を指す場合や文献・書籍等によっては解釈が異なる場合もありますのでご了承ください。 ご利用の環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。
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