色の名前Japan Color Name | 甚三紅(じんざもみ) |
---|---|
ローマ字Romanized | Jinzamomi |
RGB | R:23 G:F4 B:0 |
CMYK | C:00 M:85 Y:64 K:15 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 3月18日 |
色の説明
甚三紅(じんざもみ)とは、蘇芳による紅染めの代用染で黄みがかった紅色のことです。江戸初期の承応年間(1652-1655)、紅花を使わずに『紅梅色 』の絹布を染めだした京の「桔梗屋甚三郎 」が色名の由来です。『甚三紅絹 』との表記も。
江戸時代も華やかな紅赤系の色は人気でしたが、紅花をつかった紅染はとても高価であったため、幕府によって度々 禁制になっていました。それに対し、蘇芳を使った甚三紅は安価に染められることから、禁制にされることがなく、庶民達の愛好色として広まっていきました。
-読み:じんざもみ-
関連する色の紹介
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[Explanation of a color]
The Jinzamomi is refers to the red of red density of moderate crimson yellowish hue. A substitute red dyed with madder or sappanwood instead of safflower, silk solid color light pink that (1652-1655), balloon flower shop Jinzaburo Kyoto Ounen between Chengde was Somedashi is the origin of the name. Is not forbidden The Jinzamomi because it was cheaper for the red, and it was with love color of ordinary people.
-read:Jinzamomi-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
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