色の名前Japan Color Name | 勝色(かついろ) |
---|---|
ローマ字Romanized | Katsu-iro |
RGB | R:81 G:B3 B:9 |
CMYK | C:60 M:45 Y:00 K:85 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 8月31日 |
色の説明
勝色(かついろ)とは、紺よりもさらに濃い、黒色に見えるほどの暗い藍色のことです。『かちいろ』『かちんいろ』とも。色名の「かつ」は、藍を濃く染み込ませるために布などを搗 つ(叩くの意)ことからきており、『搗色』『褐色』の字があてられました。
鎌倉時代になると武士たちが濃い藍染の質実剛健さを好み、さらに「かつ」に「勝」の字をあてて縁起色としたのが色名の由来です。
ちなみに、日清・日露戦争時の軍服の紺色も『勝色』と呼ばれ、特別に『軍勝色 』とされました。
このように勝色は勝利にこだわる武士や軍人に好まれた勇ましい色名といえます。
-読み:かついろ-
勝色と同色の紹介
- ■褐色(かちいろ)の由来や色見本
- ■搗色(かちいろ)の由来や色見本
- ■軍勝色(ぐんかついろ)の由来や色見本
関連する色の紹介
[Explanation of a color]
The Katsu-iro, even darker than the dark blue, it is a dark indigo appreciable black. Same color as "Fukaai". Also will be read as "Katsu-iro" "Kachin-iro". "Kachi" of color names, comes from tapping the cloth in order to instill darker indigo, character of "搗色", "褐色" was devoted.
Sengoku warlords of age prefer spartan of indigo, from what you've good luck by applying the letter of "勝" to "Katsu" is color name. Notation, such as dyed armor of leather and fabric in this color "Kachiiro Odoshi" and "Kachiiro no Hitatare" is seen everywhere in such military epic.
By the way, in the war Nisshin-Russo-Japanese "Kon-iro" of the same color has been the Kachiiro
-read: Katsu-iro-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
注意事項
表示されている色(RGB値)は色の名前に対するおおよそものです。色名によっては広範囲の色を指す場合や文献・書籍等によっては解釈が異なる場合もありますのでご了承ください。 ご利用の環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。
印刷などに伝統色を利用したい場合は、DICグラフィックス株式会社から発売されている日本の伝統色シリーズがオススメです。
Pinterestでシェアする際にご利用ください。
サイト運営者からのお願い
このサイトが気に入った、役に立ったと思われた方は、Amazon・楽天で買い物をする際はぜひ下記のバナーをタップしてからお買い物をお願いいたします。
こちらからお買い物をしていただきますと、価格の1%相当のポイントがサイトに入ります。もちろんその分、高くなるようなことはありません。
いただいたポイントは今後のサイト運営のための書籍代や運営費、モチベーションにつながりますので、ご協力いただけますと嬉しいです。