色の名前Japan Color Name | 褐色(かちいろ) |
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ローマ字Romanized | Kachiiro |
RGB | R:03 G:84 B:7 |
CMYK | C:100 M:80 Y:65 K:35 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 10月28日 |
色の説明
褐色(かちいろ)とは、紺よりもさらに濃い、黒色に見えるほどの藍色のことです。「かちん色」とも読まれます。
現代では「褐色」と書くと「かっしょく」と音読みし、茶系統の『赤褐色 』や『黄褐色 』を指しますが、中世や近世の日本では濃い藍色のことでした。
色名の「かち」は、藍を濃く染み込ませるために布などを搗 つ事からきており、『搗色』『褐色』『勝色』が当てられました。また、武家の間で「かち=勝ち」の読み方が好まれたため、「褐色威 」や「褐色の直垂 」などの表記が軍記物語などによくみられます。
※搗つ:臼 でつく。
-読み:かちいろ-
関連色:紺、藍色、勝色、搗色
[Explanation of a color]
The Kachiiro, darker than dark blue, it is the deep blue of appreciable black. I will be read as "Kachin-iro". The reading of Kanji as "Kasshoku" when written as "brown" In modern times, it refers to the dark brown or reddish brown, but it was that blue-black in Japan of the early modern period and the Middle Ages.
The color name "Kashi" has come from the fact that you and a cloth in order to soak the rich indigo, "搗色", "搗色", "勝色" was devoted. In addition, since the reading of "Kachi = wins" was preferred among samurai, I will be common in such military epic notation such as "Kachiiro Odoshi" and "Kachiiro HItatare".
-read:Kachiiro-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
注意事項
表示されている色(RGB値)は色の名前に対するおおよそものです。色名によっては広範囲の色を指す場合や文献・書籍等によっては解釈が異なる場合もありますのでご了承ください。 ご利用の環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。
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