色の名前Japan Color Name | 鴨の羽色(かものはいろ) |
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ローマ字Romanized | Kamonoha-iro |
RGB | R:06 G:95 B:B |
CMYK | C:89 M:50 Y:70 K:09 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 1月15日 |
色の説明
鴨の羽色(かものはいろ)とは、真鴨 の頭の羽色に由来する少し暗い青緑色のことです。別に『鴨羽色』『真鴨色 』とも。色名の出典は古く「万葉集」にその名がみられます。
真鴨
真鴨(マガモ)はカモ目カモ科に分類される鳥類の一種で、アヒルの原種。冬に飛来する渡り鳥でもあります。日本では古代より食用として狩猟されてきました。ちなみに、真鴨の中でも頭が青緑色なのはオスだけです。
この『鴨の羽色』は「青葉」や「春山」にかかかる枕詞 にもなっています。
[caption id="attachment_13171" align="alignleft" width="300"]
-読み:かものはいろ-
「水鳥の鴨の羽色の青馬を今日見る人はかぎりなしといふ」
大伴家持『万葉集』巻二十・四四九四
関連する色の紹介
[Explanation of a color]
The Kachiiro, it is a little dark blue-green derived from the feather color of the head of the mallard. Both separately "Kamoba-iro" "Magamo-iro". Source of color name will be seen that name in the old "Manyoshu".
Mallard is a kind of birds that are classified in Anseriformes Anatidae, species of duck. It is also the migratory birds flying to the winter. In Japan, we have been hunting for food since ancient times. By the way, the head among the mallard is blue-green is given to only male.
This "Kamonoha-iro" has also become on whether it takes Makurakotoba Makurakotoba to "Aoba" and "Haruyama".
-read:Kachiiro-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
注意事項
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