色の名前Japan Color Name | 胡桃染(くるみぞめ) |
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ローマ字Romanized | Kurumizome |
RGB | R:58 G:F8 B:6 |
CMYK | C:00 M:13 Y:19 K:35 |
Web カラーHex triplet |
色の説明
胡桃染(くるみぞめ)とは、灰がかった黄褐色のことです。山野に自生する胡桃の樹皮や果皮の煎汁と灰汁で染めました。奈良時代では写経用の染紙に使われ、『源氏物語』『明石』にも「高麗の胡桃色の紙に」とあり、正倉院文書にもその名がみられます。胡桃色は鬼胡桃、姫胡桃などの樹皮を用いて染めていましたが、現在では緑葉か緑の果皮を使用して染めています。
-読み:くるみぞめ-
関連色:黄褐色
[Explanation of a color]
The Kurumizome, is a yellow-brown tinged with ash. I dyed with lye and decoction of bark and pericarp of walnut native to fields and mountains. Is used for dyeing paper Sutras for the Nara period, and there is "the paper of walnut color of Korea," "Genji Monogatari" to "Akashi", the name is also found in Shosoin document. I've been dyed using a bark demon walnut, such as princess walnut walnut color, but dyed using the pericarp of green or green leaf now.
-read:Kurumizome-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
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