色の名前Japan Color Name | 中紅(なかべに) |
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ローマ字Romanized | Nakabeni |
RGB | R:B6 G:15 B:9 |
CMYK | C:00 M:75 Y:56 K:00 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 9月30日 |
色の説明
中紅(なかべに)とは、紅花 から作られる片紅 で染めた、黄みが強い紅色のことです。江戸前期の色名。紅花を揉んで振り出す染の手法から「なかもみ」「ちゅうもみ」とも。
中紅の染法は、江戸後期の『臙脂染方秘傳 』には「中紅尋常/紅色、絹一反(掛目七十五匁に付)片紅五十二匁五分…右の染方は下地を鬱金 にて染て、後紅にて染めるなり、鬱金の染色は極薄き玉子色にてよし」と記されています。
ちなみに、平安時代の式目『延喜式 』に記された『中紅 (中紅花)』はまったくの別色で、こちらは薄く明るい紅色のことです。
「べに」はもとは口紅、頬 べにの呼称で、丹 (あか)を延べる、「のべに」に由来しています。江戸時代からは『紅 』を「べに」と呼ぶようになり、色名となりました。
-読み:なかべに-
関連する色の紹介
[Explanation of a color]
The Nakabeni, dyed in the piece red made from safflower, is yellowish of strong red. Color name of Edo the previous fiscal year. From dyed approach to draw rub safflower as "Nakamomi" "Chumomi".
Dyeing method of Nakabeni is, the late Edo period of "Enji Somekata Hiden" In the medium red vulgaris / red ", silk bolt (haircuts seventy with five momme) migraine Beni fifty-two momme half ... right of dyed person foundation the on dyed in turmeric, Nari dye in a later red, staining of turmeric has been marked as good "at the very Usuki Tamago-iro.
By the way, it was written in the Heian period Shikimoku "Engishiki" "Nakakurenai" is a completely different color, is a thin, bright red.
"Beni" is originally lipstick, under the designation of the cheek blusher, Novell and Ni, comes from the "Nobeni". From the Edo period now referred to as "Kurenai" and "Beni", it became the color names.
-read:Nakabeni-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
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