色の名前Japan Color Name | 中紅花(なかくれない) |
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ローマ字Romanized | Nakakurenai |
RGB | R:E8 G:69 B:A |
CMYK | C:00 M:60 Y:20 K:00 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 3月1日 |
色の説明
中紅花(なかくれない)とは、明るい薄みの紅色のことです。平安時代の式目『延喜式 』にもその名が記された由緒ある伝統色。「なかのくれない」とも読まれます。 紅花 だけで染められた薄い紅色で、濃い紅花染めの『韓紅 』と、淡い紅花染めの『退紅 』との中間の色にあたります。
単に『中紅』とも書かれますが、これを「なかべに」と読むと、江戸前期以降の鬱金 などで黄みを加えた紅色の『中紅 』を指し、まったくの別の色になるので注意が必要です。
ちなみに、『紅』は古代では「くれない」と読んでいましたが、「べに」と読んで色名になるのは江戸時代からです。
-読み:なかくれない-
関連する色の紹介
[Explanation of a color]
The Nakakurenai, is a bright thin Mi of red. Venerable traditional color also in the Heian period Shikimoku "Engishiki" the name has been written. It is also read as "Nakanokurenai". With a thin red dyed just safflower, and "Karakurenai" of dark safflower dyed, it will hit in the middle of the color of the "Arazome" of pale safflower dyed.
But also just written as "中紅", and read it as "Nakabeni", it refers to a "Nakabeni" of red plus yellowish like Edo the previous fiscal year or later of turmeric, be careful because become another color entirely Is required.
By the way, "紅" is in the ancient times was reading the "Kurenai", become a color name read as "Beni" is from the Edo era.
-read: Nakakurenai-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
注意事項
表示されている色(RGB値)は色の名前に対するおおよそものです。色名によっては広範囲の色を指す場合や文献・書籍等によっては解釈が異なる場合もありますのでご了承ください。 ご利用の環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。
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