色の名前Japan Color Name | 楝色(おうちいろ) |
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ローマ字Romanized | Ouchi-iro |
RGB | R:59 G:6c B:7 |
CMYK | C:43 M:43 Y:05 K:00 |
Web カラーHex triplet | |
誕辰色 | 7月15日 |
色の説明
楝色(おうちいろ)とは、初夏に咲く楝の花のような薄い青紫色のことです。
楝は栴檀(せんだん)の古称で古くから親しまれてきたセンダン科の落葉高木。栴壇と呼ばれるようになったのは焼くと香木のようないい香りがするからです。
平安時代には五月五日の節句の日に菖蒲や蓬(よもぎ)と共に飾られ、邪気を払うものとして用いていましたが、中世頃からは不浄の木として、斬罪の生首を懸けるのに用いられたことが『平家物語』に見られます。
襲の色目としては、四月〜五月のものを「表・紫あるいは薄色、裏・青」に配した色目で表現しています。
[caption id="attachment_13211" align="alignleft" width="300"]
-読み:おうちいろ-
[Explanation of a color]
The Ouchi-iro, It is a light blue purple like a flower of Ouchi blooming in early summer. Ouchi The deciduous tree of the Meliaceae has been popular for a long time in ancient name of satinwood. Good fragrance such as the fragrant wood is because to the came to be called Sendan it and bake. Decorated along with mugwort and iris on the day of the festival of May 5 is the Heian period, it was used as what you pay illness, but as a tree unclean, it is used to risk one's Namakubi of Zanzai from the Middle Ages around I can be seen in "the Tale of the Heike" that was. The color of the prone, we are represented by color decor "light color, back, blue, purple or table" to those of April-May.
-read:Ouchi-iro-
参考文献
- 長崎盛輝『新版 日本の伝統色 その色名と色調』青幻舎 ISBN-10:4861520711
- 吉岡幸雄『日本の色辞典』紫紅社 ISBN-10:4879405493
- 内田 広由紀『定本 和の色事典』視覚デザイン研究所 ISBN-10:4881082035
注意事項
表示されている色(RGB値)は色の名前に対するおおよそものです。色名によっては広範囲の色を指す場合や文献・書籍等によっては解釈が異なる場合もありますのでご了承ください。 ご利用の環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。
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