易のいろは

第52卦・ごんいざん

艮為山 初六

山が重なるように、動くべき時と止まるべき時を知る——静止と内省の卦

卦のかたちを知る

今回の爻の位置この爻の位置

上卦(外卦)艮 山・静止・止まる

  1. 上九
  2. 六五
  3. 六四

下卦(内卦)艮 山・静止・止まる

  1. 九三
  2. 六二
  3. 今回の爻この爻初六
艮為山の六爻を上から上爻、初爻の順に示しています。

原典を読む

艮為山 初六の爻辞

原文

艮其の趾。咎なし。永貞に利し

読み

ごんそのあし。とがなし。えいていによろし

現代の言葉で捉える

艮為山 初六の現代語訳

足を止める。咎なし。長く正道を守れば利し

易の仕組みから理解する

なぜ艮為山 初六をこのように読むのか

一

初六という位置

初六は陰爻が陽位に不正。艮卦の最初——静止を学び始める段階。四爻との正応があり、上から「止まることの価値」を学ぶ機会があります。

二

この爻が象徴するもの

初六——足を止める。静止の始まり

艮(ごん・止まる)が其の趾(あし・足)に来る——足を止める。最も基本的な静止の形。咎なし。永貞(えいてい・長く正道を守る)に利し。

三

艮為山 初六の詳しい意味

初六は艮為山の初爻、陰爻が陽位にあり不正。しかし「止まること」の最初の段階として適切な爻。「艮其の趾」——趾(あし・足)を止める。歩みを止める——これが静止の最初の形です。

「咎なし」——足を止めることに咎はない。むやみに動くより、足を止めて現状を見極めることが今の正解。「永貞に利し」——長く正道を守れば利し。短期的な静止ではなく、長期的な正道を守る姿勢が求められます。

易の教え:何かを始める前に、まず足を止めて現状を見極めることが静止の最初のステップです。動くことが常に正解ではない——足を止めて観察することで、次の一歩が見えてきます。

神龍易子の深い読み

艮為山の初六ね。「艮其の趾」——足を止める。歩みを止めること——これが静止の始まりよ。

「咎なし」——動くことをやめても咎はない。むしろ今は足を止めて現状を見極める時。「永貞に利し」——長く正道を守れば利し。短期的な我慢じゃなくて、長期的に正道を守る姿勢が大切よ。まず足を止めて、深呼吸して、今の状況をよく見てみて。

初六のキーワード

  • 艮為山
  • 第52卦
  • 初六
  • 平
  • 足を止める
  • 静止の始まり
  • 長く正道を守る

爻の変化を学ぶ

初六が変わると生じる卦:山火賁

これは今回の結果に別の吉凶を加えるものではなく、この爻が変化した場合に生じる卦を示す易学的な深掘り情報です。

山火賁さんかひ・第22卦
山に夕日が映える美しさの卦。飾り・形式の意味を問い、実質と形式のバランスを教える。

爻から卦全体へ

艮為山という卦をもっと知る

山が重なるように、動くべき時と止まるべき時を知る——静止と内省の卦

艮為山の卦辞

艮其の背。其の身を獲ず。其の庭に行くも人を見ず。咎なし

ごんそのせ。そのみをえず。そのにわにゆくもひとをみず。とがなし

背中に止まる。自分の体を意識しない。庭に出ても人を見ない。咎なし

艮其の背(ごんそのせ)
背中で静止する。感覚器官(目・耳・口)ではなく、外界に向かわない背面で止まること。意識を内側へ向ける。

其の身を獲ず(そのみをえず)
自分の体を意識しない。深い瞑想・無我の境地。欲望や感情から解放された状態。

其の庭に行くも人を見ず(そのにわにゆくもひとをみず)
庭を歩いても人と関わらない。外界への関心を断ち、内面に集中する。咎なし——これは正しい在り方。

艮為山は山の卦が重なった形です。艮(☶)は山・静止・少男を象徴します。上爻のみが陽爻で、上から押さえ込むような静止の力があります。動きを止め、内に向かって深く沈潜することを示す卦です。

「艮其の背」とは、自分の背中に止まる、つまり自分の外面的な活動を止めて、内側に意識を向けることを意味します。庭に出ても人を見ないとは、外の世界への欲望や執着を断ち、静かな内省の境地に入ること。

易経は行動と静止の両方を説きます。乾や震が動の卦なら、艮は静の卦。あらゆる動きの根底には静があり、静なくして正しい動きはないとも言えます。瞑想・修行・休息の大切さを教える卦です。

占い的には、今は動かず待つ時。焦って動いても良い結果を生まない時期です。むしろ内省し、次の動きの準備をする期間として活用しましょう。静けさの中に深い力が蓄えられます。

神龍易子と読む 艮為山

艮の卦はね、「止まる」という字そのものから来ているの。山が二つ重なっているから、どっしりとした重さがあるわ。

「艮其の背」——背中に止まるというのは、東洋的な瞑想の姿勢を表しているわね。前を向いて欲しがるのではなく、後ろを向いて静かにいる。すごく深い思想よ。

この卦が示すのは、多くの人は「何もしないといけないの?」って不安になるの。でも「止まる」ことは「諦める」とは違うのよ。山が止まっているのは、根を張り深く大地に続いているからなのよ。

六爻の中で「敦艮(とんごん)」という爻があるの。厚く、篤く止まるという意味よ。ただ止まるんじゃなくて、深く、丁寧に止まること——それが艮の最高の姿。

艮は少男(一番下の息子)の卦でもあるわ。若い力が内に秘められている。外に出る時を知って静かに待っている、そういうイメージよ。

止まることで何が見えてくるか。急いでいる時には気づかないことが、静かになると見えてくるでしょう?この卦はその「静の知恵」を教えているの。

艮為山のキーワード

  • 静止
  • 瞑想
  • 内省
  • 忍耐
  • 節制

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艮為山 初六を全体運でどう読むか

足を止めて現状を見極める時

平

あなた、今なんとなく前に進み続けているけど、本当にこの方向でいいのか不安になっているんじゃないかしら?

わたしはね、この艮為山の初爻が全体運に出たとき、「まず足を止めてね——動き続けることが常に正解じゃないのよ、今は立ち止まって現状を見極める時」と読むのよ。

「艮其の趾。咎なし。永貞に利し」——足を止めることに咎はないのよ。むやみに動くより、足を止めて現状を観察することが今の正解なの。長く正道を守れば利し——今の静止が未来の吉を作るのよ。

今は足を止めて、深呼吸してみてね。現状をよく観察することで、次の正しい一歩が見えてくるのよ。

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艮為山 初六を恋愛でどう読むか

立ち止まって縁を見極める

平

あなた、縁に関してなんとなく前に進んでいるけど、本当にこの方向でいいのか不安になっているんじゃないかしら?

わたしはね、この艮為山の初爻が恋愛運に出たとき、「まず足を止めて縁を見極めてね——急いで動くより立ち止まることが今は正解よ」と読むのよ。

「艮其の趾。咎なし。永貞に利し」——足を止めることに咎はないのよ。相手・状況・自分の気持ちをよく観察してみてね。長く誠実(永貞)に向き合えば利しがあるのよ。焦らず正道で向き合うことが最善なのよ。

今は足を止めて縁をよく見極めてね。長く誠実でいれば、縁に吉が来るのよ。

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艮為山 初六を縁談・結婚でどう読むか

立ち止まって縁を見極める

平

あなた、結婚に向けて動いているけど、本当にこの方向でいいのか、心のどこかで不安を感じているんじゃないかしら?

わたしはね、この艮為山の初爻が結婚運に出たとき、「今すぐ動くより立ち止まって縁を見極める時——長く誠実でいれば縁はまとまるのよ」と読むのよ。

「艮其の趾。咎なし。永貞に利し」——足を止めることに咎はないのよ。相手・状況・自分の気持ちをよく観察してみてね。急がず長く誠実(永貞)に向き合うことが最善の縁への道なのよ。

今は立ち止まって縁をよく見極めてね。長く誠実でいれば縁はまとまるのよ。

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艮為山 初六を仕事・就職でどう読むか

立ち止まって現状を観察する

平

あなた、仕事でなんとなく動き続けているけど、本当にこの方向でいいのか不安になっているんじゃないかしら?

わたしはね、この艮為山の初爻が仕事運に出たとき、「まず足を止めて現状を観察してね——動き続けることより立ち止まることが今は正解よ」と読むのよ。

「艮其の趾。咎なし。永貞に利し」——足を止めることに咎はないのよ。今の仕事の状況・方向性をよく観察してみてね。長く正道(誠実さ・質の高い仕事)を守れば利しがあるのよ。

今は立ち止まって現状をよく観察してね。長く誠実でいれば仕事に吉が来るのよ。

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艮為山 初六を金運・財運でどう読むか

立ち止まって金銭の現状を見極める

平

あなた、金銭的になんとなく動いているけど、本当にこの方向でいいのか不安になっているんじゃないかしら?

わたしはね、この艮為山の初爻が金運に出たとき、「まず足を止めて金銭の現状を見極めてね——急いで動くより立ち止まることが今は正解よ」と読むのよ。

「艮其の趾。咎なし。永貞に利し」——足を止めることに咎はないのよ。今の金銭状況をよく観察してみてね。長く正しい金銭習慣(永貞)を守れば利しがあるのよ。

今は立ち止まって金銭状況を観察してね。長く正しい習慣を守れば利が来るのよ。

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艮為山 初六を健康・病気でどう読むか

立ち止まって体を観察する

平

あなた、体のサインを気にしながらも、なんとなく動き続けているんじゃないかしら?今こそ足を止めて体に向き合う時よ。

わたしはね、この艮為山の初爻が健康運に出たとき、「まず足を止めて体のサインをよく観察してね——無理に動き続けることより立ち止まることが今は正解よ」と読むのよ。

「艮其の趾。咎なし。永貞に利し」——足を止めることに咎はないのよ。体のサインをよく観察してみてね。長く正しい生活習慣(永貞)を守れば利しがあるのよ。

今は足を止めて体に耳を傾けてね。立ち止まることが健康を守るのよ。

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艮為山 初六を家庭・家族でどう読むか

立ち止まって家庭を観察する

平

あなた、家庭のことでなんとなく動いているけど、本当にこの方向でいいのか不安になっているんじゃないかしら?

わたしはね、この艮為山の初爻が家庭運に出たとき、「まず足を止めて家族の状況をよく観察してね——急いで動くより立ち止まることが今は正解よ」と読むのよ。

「艮其の趾。咎なし。永貞に利し」——足を止めることに咎はないのよ。家族の状況・気持ちをよく観察してみてね。長く誠実(永貞)に向き合えば利しがあるのよ。

今は立ち止まって家族をよく見てね。長く誠実でいれば家庭に吉が来るのよ。

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艮為山 初六を学業・受験でどう読むか

立ち止まって学習を見直す

平

あなた、勉強でなんとなく動いているけど、本当にこの方法でいいのか不安になっているんじゃないかしら?

わたしはね、この艮為山の初爻が学業運に出たとき、「まず足を止めて学習の現状を見直してね——闇雲に進むより立ち止まることが今は正解よ」と読むのよ。

「艮其の趾。咎なし。永貞に利し」——足を止めることに咎はないのよ。今の学習方法・進み具合をよく観察してみてね。長くコツコツと正道を守れば利しがあるのよ。

今は立ち止まって学習を見直してね。長く続けることが合格への道なのよ。

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艮為山 初六を旅行でどう読むか

旅の前に立ち止まる

平

艮為山の初爻が旅行運に出たのよ。旅の前にまず足を止めて準備を見直してね。

咎なし——立ち止まって準備を整えることが旅を良くするのよ。長く正しい旅の姿勢を守れば利があるわ。

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艮為山 初六を待ち人でどう読むか

立ち止まって待つ

平

艮為山の初爻が待ち人に出たのよ。待っている人はすぐには来ないわ。

立ち止まって静かに待つことが最善なのよ。長く誠実に待てば必ず来るのよ。

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艮為山 初六を失せ物でどう読むか

立ち止まって思い出す

平

艮為山の初爻が失せ物に出たのよ。なくしたものは立ち止まってよく思い出せば、手がかりが見えてくるわ。

焦らず、足を止めて静かに思い出してね。正道で探せば見つかるのよ。

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艮為山 初六を引越し・転居でどう読むか

立ち止まって引っ越し先を見極める

平

艮為山の初爻が引っ越しに出たのよ。引っ越し先を立ち止まってよく見極める時なのよ。

長く住む場所を正道で選べば利しがあるわ。急がず見極めてね。

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艮為山 初六を訴訟・争い事でどう読むか

立ち止まって状況を見極める

平

艮為山の初爻が訴訟に出たのよ。訴訟を立ち止まって状況を見極める時なのよ。

長く正道を守れば利し——焦って動かないでね。立ち止まってよく見極めてから動いてね。

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