2026年6月12日
W杯グループF・スウェーデン大敗を易で読む
地水師——総力戦に向かう時、必要なのは個ではなく結束
▌ 今回の時事
北中米ワールドカップ・グループFで、オランダがスウェーデンに5-1で大勝。オランダが勝点4で首位、スウェーデンは勝点3で2位に後退。日本は初戦オランダと2-2で引き分け、勝点1で3位。スウェーデンが決勝T進出をかけ、日本との最終戦に「総力戦」で臨むとみられている。出典:元記事を読む →
易子先生が引いた卦
第7卦
地水師
ちすいし
2026年6月12日
地水師——総力戦に向かう時、必要なのは個ではなく結束
▌ 今回の時事
北中米ワールドカップ・グループFで、オランダがスウェーデンに5-1で大勝。オランダが勝点4で首位、スウェーデンは勝点3で2位に後退。日本は初戦オランダと2-2で引き分け、勝点1で3位。スウェーデンが決勝T進出をかけ、日本との最終戦に「総力戦」で臨むとみられている。出典:元記事を読む →
易子先生が引いた卦
第7卦
地水師
ちすいし
易子
オランダがスウェーデンに5-1。この結果を見て、わたしは「日本の最終戦は師の戦いになるわね」と思ったの。
地水師——大地の中に水を蓄える卦
地水師。第7卦。上が坤(地・大地・民)、下が坎(水・険・隠れた力)。大地の中に水が満ちている——これは見えないところに力を蓄えた軍隊の姿よ。
「師」とは軍隊・組織された集団のこと。象辞はこう言うの——「地中に水あり、師。君子以て民を容れ衆を畜う」。大地が水を内に蓄えるように、指導者は人々をまとめ、力を養う。
スウェーデンの大敗によって、日本との最終戦は「総力戦」になると予想されている。相手は決勝トーナメントをかけて、組織のすべてを懸けてくる——まさに師の戦いよ。
「丈人吉」——率いる者の器
師の卦辞はこう続く——「師は貞、丈人吉、咎なし」。正しさを保ち、経験豊かな指導者がいれば吉、咎めはない。
総力戦に挑む時、勝敗を分けるのは個人の閃きより、チーム全体をまとめる力よ。監督の采配、選手たちの規律、ピッチに立つ全員が同じ方向を向いているかどうか。師の卦が問うのは、まさにそこね。
水は地の中にこそ力を持つ
師の卦のおもしろいところはね、水(坎・険)が表に出ていないこと。地の下に隠れているの。
初戦のオランダ戦で見せた粘り強さ、引き分けに持ち込んだ守備の組織力——日本のチームの「水」は、すでに大地の中に蓄えられている。総力戦のスウェーデン戦は、その蓄えた水をどう解き放つかが鍵になるわ。
易子先生のひとこと
チュニジア戦を挟んで迎える最終戦。相手が本気で来るというのは、ある意味怖くない話よ。本気の相手にこそ、本気の結束で応えられるのが師の強さだから。
一人のヒーローを待つより、十一人が一つの水になること。それが地水師の教えね。サムライブルーの健闘を祈っているわ。