ふうすいかん · 第59卦
風水渙
上九(第6爻)
渙其の血去り惕れ出ずる。咎なし
かんそのちさりおそれいずる。とがなし
血(危険)と恐れが散っていく。咎なし
上九 ── 爻の解説
爻辞の解説
上九は渙卦の最上位・終末の爻で陽爻。渙散が極まり、危険(血)と恐れ(惕れ)が消えていく段階です。「血(ち)」は傷・流血・危険、「惕れ(おそれ)」は恐怖・怯えを指します。
渙散の極みで、危険と恐れが遠ざかる。一見マイナスに思えた渙散の過程が、最終的に危険そのものを散らして遠ざけます。
平(凶ではなく、咎もない)——渙散の末に安堵の境地に至る。危機が去り、恐れが消えていく。静かに見守るべき時です。
上爻という位置の意味
上九は陽爻で陰位(六位は陰)に居り、不正。しかし渙卦の終末に位置し、渙散が極まって危険と恐れが遠ざかる姿を示す。三爻(六三)と正応。
象意(しょうい)キーワード
全体運
危機と恐れが遠ざかりつつある 平易子
あなた、ずっと心配していた危機がようやく薄れてきているのを感じているんじゃないかしら?でも安心できずにいるのよね?
わたしはね、この風水渙の六爻が全体運に出たとき、「危険と恐れが散って遠ざかりつつある——静かに見守れば咎なしの平なのよ」と読むのよ。
「渙其の血去り惕れ出ずる。咎なし」——危険と恐れが散っていく、咎なし。渙散の過程が最終的に危機をも遠ざけているのよ。静かに見守ることが今最善なのよ。
焦らないでね。危機は去りつつあるのよ。咎なし。安堵に向かっているのよ。
恋愛
不安や恐れが少しずつ消えていく 平易子
あなた、関係に関する不安や恐れがずっとあったのに、最近少し楽になってきているんじゃないかしら?
わたしはね、この風水渙の六爻が恋愛に出たとき、「不安と恐れが散って遠ざかりつつある——焦らず見守れば咎なしの平なのよ」と読むのよ。
「渙其の血去り惕れ出ずる。咎なし」——危険と恐れが散っていく、咎なし。心配していたことが時間とともに遠ざかっているのよ。
静かに見守ることで咎のない結末に向かっているのよ。焦らないでね。
縁談・結婚
不安が薄らいでいく。自然な流れに任せれば 平易子
あなた、縁に関する不安や恐れが、じわじわと薄らいできているんじゃないかしら?
わたしはね、この風水渙の六爻が結婚に出たとき、「不安と恐れが散って遠ざかりつつある——自然な流れに任せれば咎なしの平なのよ」と読むのよ。
「渙其の血去り惕れ出ずる。咎なし」——危険と恐れが散っていく、咎なし。心配していたことが遠ざかり穏やかな展開に向かっているのよ。
静かに見守れば、咎のない結末が来るのよ。焦らないでね。
仕事・就職
仕事の危機が遠ざかりつつある。静かに待てば 平易子
あなた、仕事の問題や危機がずっと続いていたのに、ようやく峠を越えてきたんじゃないかしら?
わたしはね、この風水渙の六爻が仕事に出たとき、「仕事の危機と恐れが散って遠ざかりつつある——静かに待てば咎なしの平なのよ」と読むのよ。
「渙其の血去り惕れ出ずる。咎なし」——危険と恐れが散っていく、咎なし。心配していたことが自然に解消されていく流れなのよ。
焦らず静かに待つことが今最善なのよ。咎なし、安堵の境地に向かうのよ。
金運・財運
最悪の危険は遠ざかりつつある 平易子
あなた、最悪の金銭的な危機はようやく遠ざかってきているんじゃないかしら?まだ不安は残っているけれど。
わたしはね、この風水渙の六爻が金運に出たとき、「最悪の危険と恐れが散って遠ざかりつつある——静かに対応すれば咎なしの平なのよ」と読むのよ。
「渙其の血去り惕れ出ずる。咎なし」——危険と恐れが散っていく、咎なし。心配していた損失が遠ざかり回復の兆しがあるのよ。
焦らず静かに対応することが最善なのよ。咎なし、安堵に向かうのよ。
健康・病気
心配していた症状が和らいでいく 平易子
あなた、ずっと心配していた体の症状が、じわじわと和らいでいるんじゃないかしら?
わたしはね、この風水渙の六爻が健康に出たとき、「心配していた危険と恐れが散って遠ざかりつつある——静かに養生すれば咎なしの平なのよ」と読むのよ。
「渙其の血去り惕れ出ずる。咎なし」——危険と恐れが散っていく、咎なし。危険が遠ざかる流れの中にいるのよ。
焦らず自然の回復力に任せてね。静かに養生することで回復に向かうのよ。
家庭・家族
家族の問題が少しずつ溶けていく 平易子
あなた、長く続いていた家族の問題が、最近少しずつ溶けていっているんじゃないかしら?
わたしはね、この風水渙の六爻が家庭に出たとき、「家族の危機と恐れが散って遠ざかりつつある——静かに見守れば咎なしの平なのよ」と読むのよ。
「渙其の血去り惕れ出ずる。咎なし」——危険と恐れが散っていく、咎なし。危機が遠ざかる流れの中にいるのよ。
焦らず自然の流れに任せてね。静かに見守れば安堵の家庭が戻ってくるのよ。
学業・受験
プレッシャーや恐れが薄れていく 平易子
あなた、学習のプレッシャーや「できなかったらどうしよう」という恐れが、ようやく薄れてきているんじゃないかしら?
わたしはね、この風水渙の六爻が学問に出たとき、「プレッシャーと恐れが散って遠ざかりつつある——焦らず取り組めば咎なしの平なのよ」と読むのよ。
「渙其の血去り惕れ出ずる。咎なし」——危険と恐れが散っていく、咎なし。心配していたことが遠ざかり学びやすくなっていくのよ。
心を楽にして取り組んでね。咎なし、プレッシャーは薄れていくのよ。
旅行
心配していたことが杞憂に終わる 平易子
風水渙の六爻が旅行に出たのよ。旅に関して心配していたことが杞憂に終わるのよ。
危険は遠ざかりつつあるのよ。安心して進んでね。
待ち人
障害が遠ざかった。もうすぐ来る 平易子
風水渙の六爻が待ち人に出たのよ。遅れているけど、危険や障害が遠ざかったのよ。もうすぐ来るのよ。
焦らず静かに待てば、安堵の再会が訪れるのよ。
失せ物
危険な状況は脱した。時間をかければ見つかる 平易子
風水渙の六爻が失せ物に出たのよ。危険な状況(誰かに渡った・盗られたなど)は脱しつつあるのよ。
時間をかければ見つかる可能性があるのよ。焦らずに。
引越し・転居
不安が薄れてきた。自然な流れに任せて 平易子
風水渙の六爻が引越しに出たのよ。引越しに関する不安が薄れてきているのよ。
自然な流れに任せて決断することで、咎のない結末に向かうのよ。
訴訟・争い事
危険な状況が和らいでいく 平易子
風水渙の六爻が訴訟に出たのよ。争いの危険な局面が少しずつ和らいでいっているのよ。
焦らず粘り強く向き合えば解決に向かうのよ。咎なしよ。
易子
上九はね、渙の卦の最後の爻よ。「渙其の血去り惕れ出ずる(かんそのちさりおそれいずる)」——危険と恐れが散っていく。渙散が極まって、危険そのものが遠ざかっていくの。
ずっと心配していたことが、ようやく片付いていく——そういう安堵の境地よ。咎なし。静かに見守って。急がなくても、危機は去りつつあるわ。