(かん)

水。険難・深淵・智慧・中男。

象意・属性

自然象水・険難・陥穽
方位
五行
家族中男
季節
身体耳・腎臓・血液
動物豚・魚
黒・紺
6・1

坎とは

坎は水を象徴する卦。深い谷や激流のように、険しさ・困難・深淵を表します。しかし水が低いところへ流れながらも前進するように、智慧と柔軟さで困難を乗り越える力も意味します。

中爻(中心)のみが陽で、両側を陰に挟まれた形は、危険の真っ只中に真の力が潜む様子を示しています。易経では「坎は陥なり」——穴に落ちることを意味しますが、その穴から抜け出す智慧も坎が持つ本質です。

占いで坎が出るときは、試練の時期を示すことが多いですが、同時に内なる智慧が試される機会でもあります。流れに逆らわず、着実に前へ進む姿勢が活路を開きます。

キーワード

険難 深淵 智慧 試練 流れ 中男

易占いでの見方

上卦(外卦)に来るとき

坎が上卦(外卦)に来るとき、前方に困難や障害が横たわっています。外の状況が険しく、慎重な判断が求められます。無理に突き進まず、智慧で乗り越える道を探すことが大切です。

下卦(内卦)に来るとき

坎が下卦(内卦)に来るとき、自分自身が試練の中にある、または深い智慧を内に秘めていることを示します。困難の中に居ながらも、内なる力で状況を打開できる素地があります。

神龍
易子
神龍易子先生より

坎の卦が出たとき、正直に言うわ——これは試練の時よ。でもね、あなたに伝えたいことがある。

水はどんな形の器にも入るでしょう?どんな狭い隙間でも流れていくでしょう?坎の卦が持つ本当の力は、そこなのよ。険難の中で固まらずに、流れ続ける——それができた人だけが、深い知恵を手に入れるわ。今は「流れること」を信じてほしいの。

坎を含む六十四卦

上卦(外卦)として

下卦(内卦)として