易のいろは

第35卦・かちしん

火地晋 六二

太陽が大地の上に昇るように、上から認められ明るく前進する卦。晋む時の喜びと慎重さ。

卦のかたちを知る

今回の爻の位置この爻の位置

上卦(外卦)離 火・明晰・文明

  1. 上九
  2. 六五
  3. 九四

下卦(内卦)坤 地・受容・柔順

  1. 六三
  2. 今回の爻この爻六二
  3. 初六
火地晋の六爻を上から上爻、初爻の順に示しています。

原典を読む

火地晋 六二の爻辞

原文

晋如愁如。貞なれば吉。此の大介を受く。其の王母より福あり

読み

しんじょしゅうじょ。ていなればきち。このたいかいをうく。そのおうぼよりさいわいあり

現代の言葉で捉える

火地晋 六二の現代語訳

悲しみを抱えながらも進む。正道を守れば吉。やがて上位者から大いなる恩恵を受ける

易の仕組みから理解する

なぜ火地晋 六二をこのように読むのか

一

六二という位置

悲しみの中でも正道を守って前進する。上位者からの大いなる恩恵が来る。

二

この爻が象徴するもの

「此の大介を受く。福を以ての故に中行を行くなり」(象伝)

大いなる恩恵を受けるのは、中道を保ち誠実に進んできたから

三

火地晋 六二の詳しい意味

六二は陰爻中正。悲しみ(愁)を抱えながらも正道を守って前進している。

「其の王母より福あり」—王母(最上位の人物)から恩恵が来る。誠実さが上位者に認められた。

悲しみの中でも正道を守り続ける姿が、大いなる恩恵をもたらす。

神龍易子の深い読み

悲しいのに、それでも進んでいるのね。その姿が胸を打つわ。

「其の王母より福あり」—誠実に正道を守り続けてきた結果、やがて上の人から大きな恩恵が来るのよ。悲しみを抱えながらも正道を守る—それが晋卦の中でも最も美しい姿の一つなの。必ず吉が来るわ。

六二のキーワード

  • 悲しみと前進
  • 正道
  • 吉
  • 恩恵
  • 上位者
  • 中道
  • 報われ

爻の変化を学ぶ

六二が変わると生じる卦:火水未済

これは今回の結果に別の吉凶を加えるものではなく、この爻が変化した場合に生じる卦を示す易学的な深掘り情報です。

火水未済かすいみざい・第64卦
未だ済まず、渡りきれていない——しかしその不完全さこそが次の始まりへの希望

爻から卦全体へ

火地晋という卦をもっと知る

太陽が大地の上に昇るように、上から認められ明るく前進する卦。晋む時の喜びと慎重さ。

火地晋の卦辞

晋は康侯、用いて馬を錫うること蕃庶。昼日三接す

しんはこうこう、もちいてうまをたまうことはんしょ。ちゅうじつさんせつす

晋は康侯が馬を多く賜り、一日に三度謁見を許される。上から認められ進む

晋(しん)——明るみへ進む
「晋」は太陽が昇るように、実力や存在が表に出てくること。隠れていたものが認められ、正当に評価される喜びの時を示します。

康侯・昼日三接——上から認められる
平和な時代の諸侯が特別な厚遇を受ける象。これは単なる昇進ではなく、実力と徳が上の者に見いだされた結果です。実力があれば、機会は必ずやって来ます。

太陽が昇る象——光の時代の始まり
夜明けの太陽は止まらない。今は上昇の勢いに乗る時。ただし太陽が高く昇るほど、陰も大きくなることを忘れずに——謙虚さが上昇を長続きさせます。

火地晋(かちしん)は、易経・六十四卦の第三十五卦です。上卦に「離(☲)」火、下卦に「坤(☷)」地を配します。大地の上に太陽が昇る象——夜明けに太陽が地平線から現れ、天高く輝き始める、進歩・昇進・前進の時を示します。

「晋(しん)」は「晋む・進む・昇る」——特に上から認められて昇進・登用される状況を指します。卦辞の「康侯(こうこう)」は平和な時代の諸侯、「昼日三接」は一日に三度も君主に謁見を許されるという異例の厚遇——実力が認められ、表舞台へと引き上げられる象です。

地火明夷(第三十六卦)と対をなす綜卦です。晋が「光が昇る・認められる」なら、明夷は「光が傷つく・隠れる」——光の上昇と下降の対です。

この卦が示すのは、今は前進・昇進の時です。積極的に自分を表し、上の者に認められることを恐れないでください。ただし「昼日三接」の主爻(六二)が示すように、恩恵を受けながらも謙虚さを忘れないことが長続きの秘訣です。

神龍易子と読む 火地晋

あなた、火地晋を調べているのね。「晋む」——前進・昇進の卦よ。

大地の上に太陽が昇る——夜明けの光景ね。長い夜(試練の時)が終わって、いよいよ太陽が姿を現す。あなたの実力が表に出てくる時よ。

「昼日三接」という言葉が面白いでしょう?一日に三度も謁見を許されるなんて、異例の厚遇よ。でもね、そういう恩恵を受ける人には、それに相応しい実力と謙虚さがあるの。認められることを恐れずに、でも驕らずに。

上九の爻辞「其の角に晋む。維れ用いて邑を伐てば厲なれど吉。咎なし。貞なれど吝」。

角(最高点)まで上り詰めた時——そのまま外へ向かえば危うい。でも内なる問題(邑を伐つ)を整えることに力を使えば吉。

わたしがね、晋の卦で一番大切だと思うのは「上り詰めた後」よ。昇進・成功の後こそ、謙虚さと内省が必要。太陽は正午を過ぎれば傾き始める——その理を忘れないで、晋の喜びを長続きさせてね。

火地晋のキーワード

  • 前進
  • 昇進
  • 太陽の出現
  • 上から認められる
  • 晋む
  • 明るみに出る
  • 表舞台
  • 累進

今回の問いへ戻る

火地晋 六二を全体運でどう読むか

悲しみの中でも正道を守れば大いなる吉

吉

あなた、悲しみや苦しさを抱えながらも、正道を守って前進しているのよね?

わたしはね、この晋の二爻が出たとき、「悲しみを抱えながらも正道を守り続ける—その誠実さが大いなる恩恵として実を結ぶ」と読むのよ。

「其の王母より福あり」という爻辞の通り、上の人があなたを見ていてくれているの。誠実に正道を守り続けてきた結果が、今ここで吉として現れてくるわ。

今の苦しさは必ず報われる。正道を守り続けることが最善よ。

今回の問いへ戻る

火地晋 六二を恋愛でどう読むか

悲しみの中でも正道を守れば吉

吉

あなた、恋愛で悲しい思いをしながらも、誠実に正道を守って向き合っているのよね?

わたしはね、この晋の二爻が恋愛に出たとき、「悲しみの中でも誠実に向き合い続ける—その姿が相手と周囲に深い印象を残す」と読むのよ。

「其の王母より福あり」—誠実さを見ていてくれる人が必ずいるの。悲しみを乗り越えて向き合い続けることで、やがて大いなる喜びが来るわ。

正道を守り続けることで、必ず吉が訪れるわ。

今回の問いへ戻る

火地晋 六二を縁談・結婚でどう読むか

苦しみの中でも誠実に。上位者の助けが来る

吉

あなた、結婚への道に悲しみや苦しさがあっても、誠実に正道を守っているのよね?

わたしはね、この晋の二爻が結婚に出たとき、「悲しみを抱えながらも正道を守る—その誠実さが周囲の信頼と支援を生む」と読むのよ。

「其の王母より福あり」—やがて力のある人から大きな助けや祝福が来るの。悲しみを乗り越えた先に、本物の幸せがあるのよ。

誠実に正道を守って。周囲の支援と大いなる吉が来るわ。

今回の問いへ戻る

火地晋 六二を仕事・就職でどう読むか

苦しみの中でも誠実に。上位者に認められる

吉

あなた、仕事で苦しい思いをしながらも、誠実に正道を守って取り組んでいるのよね?

わたしはね、この晋の二爻が仕事に出たとき、「悲しみを抱えながらも誠実に働く—その姿が上位者にしっかり見られている」と読むのよ。

「其の王母より福あり」—やがて上の人から大きな引き立てや恩恵が来るの。悲しみや苦しさを抱えながらも誠実に—それが評価される姿よ。

じっくり腰を据えて誠実に取り組んでいって。必ず上から認められるわ。

今回の問いへ戻る

火地晋 六二を金運・財運でどう読むか

苦しい中でも正道の金銭管理が吉

吉

あなた、金銭的に苦しい中でも、誠実に正道を守った管理をしているのよね?

わたしはね、この晋の二爻が金運に出たとき、「苦しみの中でも正道を守る—その誠実さが信頼を生み、やがて助けが来る」と読むのよ。

「其の王母より福あり」—信頼できる人からの援助や恩恵が来る可能性があるわ。悲しみの中でも正道を守ることで、必ず吉が来るの。

誠実な姿勢を続けて。援助と吉が来るわ。

今回の問いへ戻る

火地晋 六二を健康・病気でどう読むか

苦しみの中でも誠実な養生が吉

吉

あなた、体の苦しさや痛みを抱えながらも、誠実に養生しているのよね?

わたしはね、この晋の二爻が健康に出たとき、「悲しみを抱えながらも誠実に養生する—その姿が周囲を動かし、助けをもたらす」と読むのよ。

「其の王母より福あり」—信頼できる医師や人からの大きな援助が来るかもしれないわ。悲しみの中でも誠実に向き合い続ければ、必ず回復が来るのよ。

一人で抱え込まず、周囲に素直に頼ってみて。

今回の問いへ戻る

火地晋 六二を家庭・家族でどう読むか

苦しみの中でも誠実な関わりが吉

吉

あなた、家族関係で悲しみや苦しさがあっても、誠実に正道を守っているのよね?

わたしはね、この晋の二爻が家庭に出たとき、「悲しみを抱えながらも誠実に向き合う—その姿が家族に深く伝わっている」と読むのよ。

「其の王母より福あり」—やがて力のある存在からの助けが来るの。悲しみを乗り越えた誠実さが、家族の絆を深めていくわ。

誠実に向き合い続けていって。大いなる助けと吉が来るわ。

今回の問いへ戻る

火地晋 六二を学業・受験でどう読むか

苦しみの中でも正道の学びが吉

吉

あなた、学習が苦しくても、誠実に正道を守って続けているのよね?

わたしはね、この晋の二爻が学問に出たとき、「悲しみを抱えながらも学び続ける—その姿が師や周囲に認められている」と読むのよ。

「其の王母より福あり」—やがて信頼できる師や先輩からの大きな助けや指導が来るの。悲しみを乗り越えた学びが、本物の力になっていくわ。

苦しくても続けていって。師の助けと大いなる吉が来るわ。

今回の問いへ戻る

火地晋 六二を旅行でどう読むか

苦しみの中でも進めれば吉

吉

旅に苦しさがあっても、晋の二爻は誠実に進み続けることで吉が来る爻よ。周囲の助けが現れ、素晴らしい体験につながるの。

悲しみを抱えながらも誠実に進んでいって。助けが来るわ。

今回の問いへ戻る

火地晋 六二を待ち人でどう読むか

悲しみの中でも必ず来る

吉

待ち人を待つ悲しさがあっても、晋の二爻は誠実に待ち続けることで必ず来る爻よ。

その誠実さが、上の力によって引き合わせてくれるの。「其の王母より福あり」ね。

今回の問いへ戻る

火地晋 六二を失せ物でどう読むか

苦労するが見つかる。助けを借りて

吉

なくしたものは見つかるわ。ただ一人で探すより、周囲の助けを借りて。

誠実に頼めば、助けてくれる人が現れるの。晋の二爻の「王母より福あり」ね。

今回の問いへ戻る

火地晋 六二を引越し・転居でどう読むか

苦労の末に良い縁が来る

吉

引越しに苦労があっても、晋の二爻は誠実に正道を守って進めれば吉よ。

信頼できる人の助けで、良い縁が来るわ。「其の王母より福あり」ね。

今回の問いへ戻る

火地晋 六二を訴訟・争い事でどう読むか

苦しい中でも正道を守れば吉

吉

争いごとで苦しい状況でも、晋の二爻は誠実に正道を守ることで吉が来る爻よ。

上の人(弁護士・仲裁者)の助けで有利な展開になるの。「其の王母より福あり」ね。

𝕏 でシェアLINE でシェア