(こん)

地。純粋な陰の力。受容・育む・母。

象意・属性

自然象地・受容・柔順
方位西南
五行
家族
季節晩夏〜秋
身体腹・脾臓・子宮
動物牛・蟻
黄・黒・茶
2・8

坤とは

坤は大地を象徴する卦。三本の爻がすべて陰(破線)で構成されています。乾(天)と対をなす、受容・柔順・育む力の極みです。

母性・包容力・忍耐・継続を表します。乾が創造するエネルギーなら、坤はそれを受け取り育てるエネルギーです。易経では「坤は順なり」——素直に従い受け入れることが坤の本質とされます。

純粋な陰の力は、行き過ぎると受け身に過ぎる面もあります。しかし乾の力なくして坤もなく、坤なくして乾もない——陰陽の相互依存こそが宇宙の根本法則です。坤は「無為にして育てる」大地の智慧を体現しています。

キーワード

受容 育む 母性 柔順 大地 包容 忍耐 大吉

易占いでの見方

上卦(外卦)に来るとき

坤が上卦(外卦)に来るとき、状況に柔順さや受容のエネルギーが支配しています。強引に進めるより、流れに乗り、周囲を支える立場に徹することが吉となります。育てる・待つ・サポートが鍵です。

下卦(内卦)に来るとき

坤が下卦(内卦)に来るとき、自分が受け身・支える・育てる立場にあることを示します。内なる柔軟さと包容力が状況を下支えしています。焦らず地道に積み重ねることが実を結びます。

神龍
易子
神龍易子先生より

坤の卦が出たとき、「地味だな」って思う人がいるのよね。でも違うわ。坤はね、乾と同じくらい——いえ、それ以上の力を持つ卦なの。

大地がなければ、天の力はどこにも降り注げないでしょう?あなたが今「支える側」「待つ側」「育てる側」にいるとしたら、それは弱さじゃない。坤の力よ。静かに、でも確かに、すべてを包んで育てていく——それがこの卦の本当の意味なのよね。

坤を含む六十四卦

上卦(外卦)として

下卦(内卦)として