2026年5月30日
自民・国民民主の連立構想を易で読む
天風姤——「その縁談に飛びつくな」と易は言う
▌ 今回の時事
自民党と国民民主党の連立政権構想が再浮上。麻生太郎副総裁が水面下で国民民主幹部への働きかけを強化している。玉木代表は「政策本位で判断」と表明しているが、党内には連立賛成派と慎重派が混在。支持率5%前後の低迷のなか、世代間・派閥間で温度差が広がっている。連合の反発や維新との関係悪化も懸念材料となっている。出典:元記事を読む →
易子先生が引いた卦
第44卦
天風姤
てんふうこう
易子
「水面下で働きかけ」——この言葉を読んだ瞬間、わたしは「姤ね」と思ったの。
天風姤——思いがけない出会いの卦
天風姤。第44卦。上が乾(天・大きな力)、下が巽(風・柔らかく入り込むもの)。強大な天の下に、風がそっと入り込んでくる。
「姤」の字は「出会う」こと。でも普通の出会いじゃないの——予期しないところから近づいてくる、誘惑をはらんだ出会いよ。麻生氏が「水面下で」動いているというのは、まさに姤の形ね。
「勿用取女」——その縁談に飛びつくな
姤の卦辞はこう言うの——「姤、女壮なり。女を取るに用うるなかれ」。
「その相手は魅力的に見える。でも今すぐ縁を結ぶな」——連立という「縁談」に対して、易が投げかける言葉よ。
国民民主にとって、自民との連立は魅力的かもしれない。政策を実現できる。政権に近づける。でも、5%の支持率がなぜ5%なのかを考えれば、姤の警告は重いわ。「野党らしさ」という核心を手放した時、姤の出会いは何を残すか。
一陰五陽——小さな陰が大きな陽に飲まれる
姤の卦の形を見てね。五つの陽爻(⚊)の下に、ただ一つの陰爻(⚋)がある。
これは小さな国民民主(一陰)が、大きな自民(五陽)の中に入っていく姿よ。易はこの形を「女壮なり」と言う——小さな陰が思いのほか力を持つように見えるけれど、飲み込まれる危険がある。
党内の温度差はね、これを本能的に感じている人たちの反応だと思うの。
易子先生のひとこと
姤の卦が「悪い出会い」を意味するわけじゃないのよ。大切なのは「どういう条件で出会うか」。
玉木氏の「政策本位で判断」という言葉は、姤の時代における正しい構えよ。誘惑に流されず、自分の軸を持って交渉する——それができるなら、姤は吉になる。
問題はね、水面下で動いている麻生氏が、相手の軸をどれだけ揺さぶれるか、よ。