らいすいかい · 第40卦
雷水解
六三(第3爻)
負いかつ乗る。寇至るを致す。貞なれど吝
おいかつのる。あだくるをいたす。ていなれどりん
分を超えた欲が災いを招く。正しくても恥
六三 ── 爻の解説
爻辞の解説
「負いかつ乗る」——荷物を背負いながら(小人のすること)、また車に乗っている(君子のすること)。分を超えた二役を同時にこなそうとする。「寇至るを致す」——その矛盾が盗賊(寇)を招き寄せる。
六三は坎(険)の上爻。陰爻が剛位(陽の位)に居て、位不当。分を超えた欲が解の時代の危うさを示している。解き放たれた喜びの中で、分に合わないものを求めすぎる——それが寇(招かれざる災い)を引き寄せる。
象伝には「負いかつ乗れば、亦醜なるかな。自ら寇を致す——誰をか咎めんや」とある——分を超えた欲を持つ者は、招かれざる災いを自ら引き寄せる。誰を責めることもできない恥の象だ。
三爻という位置の意味
六三は下卦・坎の上爻。陰爻が陽位に居て位不当。解き放たれた喜びの中で分を超えた欲を持つと、自ら災いを招く恥の象となる位置。正しくても(貞なれど)恥となる危うい位。
象意(しょうい)キーワード
全体運
分を超えた欲が災いを招く時。謙虚さと分を守ることが大切 小凶易子
あなた、最近少し欲が出てきていないかしら?解き放たれた喜びから、分以上のものを求め始めていないかしら?
わたしはね、雷水解の六三に「負いかつ乗る——寇至るを致す」を見るの。分を超えた欲は、自ら災いを招き寄せる時よ。
「貞なれど吝」——正しいことをしていても、分を超えていれば恥となる。解放の喜びの中にある今こそ、慢心を戒めて謙虚さを持って。
分を守ること、謙虚であること——それが今の警告よ。
恋愛
欲を出しすぎると縁が壊れる時。分を守った誠実な姿が大切 小凶易子
あなた、恋愛のことで最近少し欲が出てきていないかしら?相手に対して分を超えた要求をしていないかしら?
わたしはね、この爻が恋愛に出たとき「負いかつ乗る——寇至るを致す」を感じるの。欲を出しすぎると縁が壊れる時よ。
分を守った誠実な姿でいること——それが縁を守るの。相手への過剰な要求・期待を一度見直してみて。
縁談・結婚
縁談で分を超えた要求は禁物。謙虚さが縁を守る時 小凶易子
縁談のことで、分を超えた条件や要求を出していないかしら?
わたしはね、この爻が縁談に出たとき「負いかつ乗る——貞なれど吝」を感じるの。分を超えた要求は、縁談に寇(招かれざる問題)を招くわ。
謙虚に、身の丈に合った縁談の進め方を心がけて。それが本物の縁を守るの。
仕事・就職
仕事での慢心・分を超えた欲が危うい時。謙虚さが守る 小凶易子
あなた、仕事で最近少し慢心が出てきていないかしら?分を超えた評価や権限を求め始めていないかしら?
わたしはね、この爻が仕事に出たとき「負いかつ乗る——寇至るを致す」を感じるの。仕事での慢心・分を超えた欲が危うい時よ。
解放の喜びの中にある今こそ、謙虚さを忘れないで。自ら災いを招く前に、分を守った行動に戻ること。
金運・財運
分を超えた欲が金銭の災いを招く時。慢心に注意 小凶易子
お金のこと、最近少し欲が出てきていないかしら?分に合わない投資や支出を考えていないかしら?
わたしはね、この爻が金運に出たとき「負いかつ乗る——寇至るを致す」を感じるの。分を超えた欲が金銭の災いを招く時よ。
今は慢心を戒めて、身の丈に合った動きを心がけること。貞なれど吝——正しくても分を超えれば恥よ。
健康・病気
回復の喜びから無理をしすぎる時。分を守った養生が大切 小凶易子
あなた、体が少し良くなってきたからといって、また無理をしていないかしら?
わたしはね、この爻が健康に出たとき「負いかつ乗る——寇至るを致す」を感じるの。回復の喜びから分を超えた無理をすると、再び体を壊す時よ。
謙虚に、分を守った養生を続けること。それが本当の回復につながるわ。
家庭・家族
家庭での慢心・わがままが問題を招く時。謙虚さを取り戻して 小凶易子
家庭のことで、最近少しわがままや慢心が出てきていないかしら?
わたしはね、この爻が家庭に出たとき「負いかつ乗る——寇至るを致す」を感じるの。家庭での慢心が問題を招く時よ。
家族への分を超えた要求をやめて、謙虚さを取り戻して。それが家庭の解につながるわ。
学業・受験
少し成果が出て慢心しやすい時。驕らず続けることが大切 小凶易子
勉強のことで、最近少し慢心が出てきていないかしら?少し成果が出たからといって驕っていないかしら?
わたしはね、この爻が学問に出たとき「負いかつ乗る——貞なれど吝」を感じるの。慢心が学びを妨げる時よ。
驕らず、謙虚に学び続けること——それが学問の正道よ。
旅行
旅での慢心が危うい時。謙虚に丁寧に行動して 小凶易子
この時期の旅はね、「負いかつ乗る——寇至るを致す」の象よ。旅先での慢心・分を超えた行動が危うい時よ。
謙虚に丁寧に行動すること。分を守れば、旅の問題を避けられるわ。
待ち人
相手は分を超えた欲から問題を抱えている可能性あり 小凶易子
待っている人はね、「負いかつ乗る」の象——分を超えた状況にいる可能性があるの。だから来られないのかもしれないわ。
もう少し時間がかかるかもしれないわね。気長に待って。
失せ物
分を超えた欲からしまい込んだ可能性。正直に探して 小凶易子
失ったものはね、「負いかつ乗る」の象——思いがけない場所にある可能性があるわ。
正直に、心当たりを一つひとつ確認してみて。慢心せずに探せば出てくるわよ。
引越し・転居
分を超えた条件を求めず慎重に進める時 小凶易子
引っ越しや移転のことはね、「負いかつ乗る——貞なれど吝」の象よ。分を超えた条件や欲張りな選択が後の問題を招くわ。
身の丈に合った選択を心がけて。謙虚さが吉をもたらすわ。
訴訟・争い事
欲を出しすぎると争いが長引く時。慎みが大切 小凶易子
争いごとはね、この時期「負いかつ乗る——寇至るを致す」の象よ。分を超えた要求が争いを長引かせたり、新たな問題を招く時よ。
要求を身の丈に合わせ、慎みを持って進めること。それが争いを早く解く道よ。
易子
あなた、最近解き放たれた喜びから、少し欲が出てきていないかしら?雷水解の六三はね、「負いかつ乗る——寇至るを致す——貞なれど吝」という爻よ。分を超えた欲が災いを招く時よ。
ここで大事なのはね、解放された喜びの中でこそ、慢心・分を超えた欲には気をつけることよ。正しいことをしていても、分に合わないものを求めすぎれば「亦醜なるかな(なんと恥ずかしいことか)」——自ら招いた災いは誰も救えないの。今は分を守って謙虚に行動して。