易のいろは

第40卦・らいすいかい

雷水解 九二

春雷が冬の氷を解かすように、難が解ける卦。速やかに動き、過去を赦して前進する時。

卦のかたちを知る

今回の爻の位置この爻の位置

上卦(外卦)震 雷・動き・長男

  1. 上六
  2. 六五
  3. 九四

下卦(内卦)坎 水・険難・陥穽

  1. 六三
  2. 今回の爻この爻九二
  3. 初六
雷水解の六爻を上から上爻、初爻の順に示しています。

原典を読む

雷水解 九二の爻辞

原文

田に三狐を獲る。黄矢を得る。貞なれば吉

読み

たにさんこをえる。こうしをえる。ていなればきち

現代の言葉で捉える

雷水解 九二の現代語訳

狩りで三匹の狐(小人)を仕留める。正道を守れば吉

易の仕組みから理解する

なぜ雷水解 九二をこのように読むのか

一

九二という位置

九二は下卦・坎(水)の中爻・陽爻中正。解の時代に正道で邪を一掃する役割を持つ位置。中正の矢(黄矢)で三匹の狐(小人・邪)を仕留めることが吉の形となる。

二

この爻が象徴するもの

中道を得る

狡猾な小人を正道で仕留め中道を得る吉の象

三

雷水解 九二の詳しい意味

「田に三狐を獲る」——狩り(田)で三匹の狐を仕留める。狐は狡猾な小人・邪なものの象徴。「黄矢を得る」——黄は中道を表し、矢は真っ直ぐなものの象。中道の矢で邪を仕留める。「貞なれば吉」——正道を守れば吉。

九二は中爻・中正。解の時代において、狡猾な邪(古い蹇の原因となったもの)を正道で一掃する役割を果たす爻。「三狐」は数の多さを示し、周囲に潜む小人たちを意味する。

象伝には「九二の貞吉は、中道を得る」とある——中道(中正の徳)を保ちながら、邪なものを正道で仕留めることが吉につながる。解の時代における積極的な正道の実践だ。

神龍易子の深い読み

あなた、今の状況で周囲に邪魔になっているものや、ずっと気になっていた問題があるのよね?雷水解の九二はね、「田に三狐を獲る——黄矢を得る——貞なれば吉」という爻よ。正道(黄矢)で邪(三狐)を仕留める吉の時よ。

ここでのポイントはね、「貞なれば(正道を守れば)吉」ということよ。ずるいやり方でなく、正直に、中道を守って行動することが大切なの。解の時代の積極的な正道の実践——今こそ邪なものを正道で一掃する吉の時よ。

九二のキーワード

  • 邪を正道で仕留める
  • 中道の矢
  • 三狐の一掃
  • 貞なれば吉
  • 中正の実践
  • 解の積極的行動
  • 正直な狩り

爻の変化を学ぶ

九二が変わると生じる卦:雷地豫

これは今回の結果に別の吉凶を加えるものではなく、この爻が変化した場合に生じる卦を示す易学的な深掘り情報です。

雷地豫らいちよ・第16卦
大地から雷が轟く喜びと勢いの卦。人の心を動かし、大きな準備が整う時。

爻から卦全体へ

雷水解という卦をもっと知る

春雷が冬の氷を解かすように、難が解ける卦。速やかに動き、過去を赦して前進する時。

雷水解の卦辞

解は西南に利し。往くところなければ其の来復に吉。往くところあれば夙に吉

かいはせいなんによろし。ゆくところなければそのらいふくによろし。ゆくところあればはやきによろし

解は西南に利し。行く先がなければ素直に戻るが吉。行く先があれば早く動くが吉

解(かい)——解き放たれる
縛られていたものが解ける、凍っていたものが溶ける——これが解の本質です。外からの解放だけでなく、自分の内にある固執・怨み・恐れを「解く」ことも含みます。

夙に吉——速やかに動く
解の時代は、ためらわず素早く動くことが吉。難が解けた好機は長続きしないことがある。「今がその時」と感じたら、迷わず前へ。

赦す——解の最も深い形
「解」は人間関係においては「赦し」を意味します。過去の傷・対立・不満を手放し、相手を赦す——これが最も根本的な「解」であり、次の段階への扉を開きます。

雷水解(らいすいかい)は、易経・六十四卦の第四十卦です。上卦に「震(☳)」雷、下卦に「坎(☵)」水を配します。冬の氷が春の雷雨に解けていく象——長く続いた困難・緊張・停滞が解き放たれ、新しい動きが始まる時です。「解(かい)」は「解く・ほどく・和解する」を意味します。

水山蹇(第三十九卦)が「蹇難・障害」の卦なら、解はその次に来る「解放・解決」の卦——蹇の後には必ず解が来ます。長い冬の後に春が来るように、困難の後には必ず解放の時が来るという易の約束です。

「夙に吉(はやきによろし)」——解の時代は速やかに動くことが重要です。難が解けたとき、ぐずぐず迷っていると、せっかくの解放の好機を失います。また「赦す」ことも解の本質——過去の対立・怨みを赦して、前を向くことが求められます。

この卦が示すのは、困難が解け始めています。速やかに動いてください。そして過去のわだかまりを赦し、新しい関係・状況に向かってください。

神龍易子と読む 雷水解

あなた、雷水解を調べているのね。「解き放たれる」卦よ。蹇の後に解——長い困難の後に、ようやく春が来た象ね。

春の雷が冬の氷を解かしていく——凍っていたものが溶け、止まっていたものが動き始める。あなたの周りでも、今そういうことが起きているのかしら?

「夙に吉」——速やかに動くことが吉。解の時代のポイントはスピードよ。難が解けたときにぐずぐずしていると、その機会を逃してしまう。「今だ」と感じたら、迷わず動いて。

六三の爻辞「負いかつ乗る。寇至るを致す」——背負うべきものを背負いながら、乗るべき車に乗っている。泥棒を招き寄せる象。

これはね、分を超えた欲のことよ。解の喜びの中で、身の丈に合わないものを求めすぎると、かえって招かれざるものを引き寄せてしまう。解放された後こそ、謙虚さを忘れないで。

上六「公、高墉の上に隼を射る。これを獲る。利しからざるなし」——高い城壁の上の隼(障害の元凶)を射落とす。これが解の最高の形よ。問題の根源を明確に見極めて、一撃で解決する——そういう清々しさが解の理想ね。

雷水解のキーワード

  • 解き放つ
  • 解放
  • 春の雷
  • 氷解
  • 赦す
  • 難が解ける
  • 遅滞なく動く
  • 寛容

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雷水解 九二を全体運でどう読むか

正道で邪なものを一掃する吉の時。中道を守れば吉

吉

あなた、今の状況で長らく気になっていた問題・邪なものがあるのよね?

わたしはね、雷水解の九二に「田に三狐を獲る——黄矢を得る——貞なれば吉」を見るの。今こそ正道で邪を一掃する吉の時よ。

「黄矢」——中道の正直な矢。ずるいやり方でなく、誠実に正道を守って行動すること。それが三狐(邪なもの)を仕留める力になるの。

貞(正道)を守って動けば吉よ。今が行動の時ね。

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雷水解 九二を恋愛でどう読むか

邪な縁・執着を手放し正道の縁を育てる時。吉

吉

あなた、恋愛のことで邪魔になっているものや、手放すべき縁・執着があるのよね?

わたしはね、この爻が恋愛に出たとき「三狐を獲る——貞なれば吉」を感じるの。正道で邪な縁・執着を手放す時よ。

本来の縁に向かって、正直に誠実に動くこと——それが今の恋愛の吉よ。正道を守れば、本当の縁が育つわ。

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雷水解 九二を縁談・結婚でどう読むか

邪魔なものを正道で解いて縁を進める時。貞なれば吉

吉

縁談や結婚のことで、邪魔になっているもの・障害があるのよね?

わたしはね、この爻が縁談に出たとき「黄矢を得る——貞なれば吉」を感じるの。正道でその障害に向き合うことが吉よ。

ずるいやり方でなく、誠実に、中道を守って進めること。それが縁を確かなものにするわ。

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雷水解 九二を仕事・就職でどう読むか

仕事の邪なものを正道で一掃する時。中道の行動が吉

吉

あなた、仕事で邪魔になっていた問題や、ずっと気になっていたことがあるのよね?

わたしはね、この爻が仕事に出たとき「田に三狐を獲る——貞なれば吉」を強く感じるの。今こそ正道でそれに向き合う時よ。

中道を守り、誠実に行動すること——「黄矢」の精神よ。邪なものを一掃することで、仕事の解が進むわ。

正道を守って積極的に動けば吉よ。今が動き時ね。

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雷水解 九二を金運・財運でどう読むか

不正・邪な金銭関係を正道で断ち切る時。吉

吉

お金のことで、邪な関係や不正なものがあるのよね?

わたしはね、この爻が金運に出たとき「三狐を獲る——貞なれば吉」を感じるの。今こそ正道でそれを断ち切る時よ。

不正・邪な関係を一掃して、正道の金運を育てること。中道を守れば、金運は吉に向かうわ。

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雷水解 九二を健康・病気でどう読むか

健康に悪い習慣・邪なものを正道で断つ時。吉

吉

あなた、体に悪い習慣や、長らく気になっていた健康問題があるのよね?

わたしはね、この爻が健康に出たとき「三狐を獲る——貞なれば吉」を感じるの。今こそ健康に悪いものを正道で断ち切る時よ。

悪い習慣を手放し、正しい生活習慣を取り入れること。貞(正道)を守れば吉よ。

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雷水解 九二を家庭・家族でどう読むか

家庭の邪な問題を正道で解く時。誠実さが吉をもたらす

吉

家庭のことで、長らく気になっていた問題や邪なものがあるのよね?

わたしはね、この爻が家庭に出たとき「三狐を獲る——貞なれば吉」を感じるの。今こそ正道でそれに向き合う時よ。

誠実に、中道を守って家族と向き合うこと——それが家庭の解につながるわ。貞なれば吉よ。

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雷水解 九二を学業・受験でどう読むか

学びの邪魔なものを正道で一掃する時。中道の実践が吉

吉

勉強のことで、邪魔になっていたもの・悪い習慣があるのよね?

わたしはね、この爻が学問に出たとき「三狐を獲る——貞なれば吉」を感じるの。今こそ学びの邪魔なものを一掃する時よ。

中道を守り、正直に正道で学ぶこと——その実践が学問の吉につながるわ。

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雷水解 九二を旅行でどう読むか

旅の邪なものを正道で解決して進む吉の時

吉

この時期の旅はね、「三狐を獲る——貞なれば吉」の象よ。旅の障害を正道で解決して進む吉の時よ。

中道を守り、誠実に対応すれば、旅の問題は解けるわ。

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雷水解 九二を待ち人でどう読むか

邪な縁を断ち切って本来の人が来る時。吉

吉

待っている人はね、「三狐を獲る——黄矢」——邪な縁を断ち切って本来の縁に向かっている人よ。

貞なれば吉——誠実な人が、正道で来るわ。もうすぐ吉の形で現れるわよ。

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雷水解 九二を失せ物でどう読むか

正直に探せば見つかる。誠実な行動が鍵

吉

失ったものはね、「貞なれば吉」——正直に誠実に探せば見つかる象よ。

邪な方法や焦りでなく、正道で丁寧に探すこと。それが吉につながるわ。

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雷水解 九二を引越し・転居でどう読むか

正道で進めれば吉の移転。邪な問題は一掃して動いて

吉

引っ越しや移転のことはね、「三狐を獲る——貞なれば吉」の象よ。邪な問題(契約の不正など)を正道で解決してから動くことが大切よ。

誠実に中道を守って進めれば、引っ越しは吉よ。

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雷水解 九二を訴訟・争い事でどう読むか

正道で争いに向き合えば勝機がある。中道の行動が吉

吉

争いごとはね、この時期「三狐を獲る——貞なれば吉」の象よ。正道で向き合えば勝機があるわ。

中道を守り、誠実に証拠や正道を積み重ねること。正義が守られる時よ。

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