易のいろは

第24卦・ちらいふく

地雷復 上六

陰の極みから一陽が復る卦。冬至に象徴される、新しい始まりの息吹。

卦のかたちを知る

今回の爻の位置この爻の位置

上卦(外卦)坤 地・受容・柔順

  1. 今回の爻この爻上六
  2. 六五
  3. 六四

下卦(内卦)震 雷・動き・長男

  1. 六三
  2. 六二
  3. 初九
地雷復の六爻を上から上爻、初爻の順に示しています。

原典を読む

地雷復 上六の爻辞

原文

迷復。凶。災眚あり。用いて行師す。終には大敗あり。其の国の君に至りては凶。十年は征すること用うるなかれ

読み

めいふく。きょう。さいしょうあり。もちていくさをゆかす。ついにはたいはいあり。そのくにのきみにいたりてはきょう。じゅうねんはせいすることもちうるなかれ

現代の言葉で捉える

地雷復 上六の現代語訳

迷ったまま戻れず凶。十年は大事を起こすな

易の仕組みから理解する

なぜ地雷復 上六をこのように読むのか

一

上六という位置

六位(最上位)は事柄の極まりを示します。上六は上卦(震)の最上位に位置し、初九(陽爻・正道)から最も遠い場所にいます。地雷復の卦で最も正道から遠い位置——回帰の機を失った極限の状態がこの爻の象です。高い位にいながら正道を見失うことの危険が、大凶として示されています。

二

この爻が象徴するもの

道に迷い正道を失う

回帰の機を失い迷い続ける。君主の道に反する大凶の象

三

地雷復 上六の詳しい意味

「迷復」——正道への帰り道がわからなくなってしまった状態です。上六は五つの陰爻の最上位にあり、唯一の陽爻(初九)から最も遠い位置にいます。一陽来復の光から最も離れた場所で迷い続ける——これが上六の「迷復」の象です。「凶。災眚あり」——迷いの凶は天災・災いをも招く。さらに「用いて行師す——終には大敗あり」——この状態で大事を起こせば必ず大敗に終わる。

易経は上六について「其の国の君に至りては凶。十年は征すること用うるなかれ」と強く戒めます。最高位にある者(君主)がこの状態になることは国家の凶となる。十年間は遠征・大きな事業を起こすな、と。これは上六が回帰を失った極限の危機状態であることを示しています。個人の問題にとどまらず、周囲全体に影響する大凶です。

象伝は「迷復之凶、反君道也」と言います——迷復の凶は、君主の道に反しているから、と。正道に戻ろうとする意志さえも失ってしまった状態が上六の本質です。この爻では、まず自分が今迷い続けているという事実を認識することが第一歩となります。

神龍易子の深い読み

あなた、今どこへ向かっているのか、自分でもわからなくなっているんじゃない?地雷復の上六は「迷復——凶」。正道への帰り道を失った大凶の状態よ。まず立ち止まること。それが今できる最善の行動だわ。

わたしはね、上六を見るとすごく心配になるの。「十年は征すること用うるなかれ」——この時期に大きな決断・大きな動きをしてはいけない。今は新しいことを始めるより、自分が迷っているという事実を認めて、信頼できる人に相談することだけを考えて。

上六のキーワード

  • 迷復
  • 方向感覚の喪失
  • 回帰不能
  • 大凶
  • 十年は動くな
  • 道に反する
  • 极限の危機

爻の変化を学ぶ

上六が変わると生じる卦:山雷頤

これは今回の結果に別の吉凶を加えるものではなく、この爻が変化した場合に生じる卦を示す易学的な深掘り情報です。

山雷頤さんらいい・第27卦
口と顎を象る卦。何を食べ・何を語り・何を養うかを問う。養うものが人を作る。

爻から卦全体へ

地雷復という卦をもっと知る

陰の極みから一陽が復る卦。冬至に象徴される、新しい始まりの息吹。

地雷復の卦辞

復は亨る。出入りに疾なし。朋来りて咎なし。其の道を反復す。七日来復す。往くところあるに利し

ふくはこう。しゅつにゅうにやまいなし。ともきたりてとがなし。そのみちをはんぷくす。なのからいふくす。ゆくところあるによろし

復は亨る。出入りに障りなし。仲間来りて咎なし。正道が戻り、七日して陽が復る。進むに利し

復(ふく)——正しい道への回帰
「復」は単なる「戻る」ではなく、本来あるべき姿・正道への回帰を意味します。迷って離れていたものが、自然の力で本来の軌道に戻る——易はそれを「亨る」と称えます。

七日来復(なのからいふく)——必ず戻る
どれだけ遠く離れても、七の周期で陽は戻る。失敗しても、道を踏み外しても——正道への回帰は必ず起きる。この信頼が易の人間観の核心です。

冬至の象——闇の極みが光の始まり
最も暗い夜が、同時に光が戻り始める瞬間。地雷復はこの逆説的な転換点を捉えています。絶望の底にこそ、希望の種が宿っています。

地雷復(ちらいふく)は、易経・六十四卦の第二十四卦です。上卦に「坤(☷)」地、下卦に「震(☳)」雷を配します。六爻の中で最下部の初爻にのみ一本の陽爻——山地剥(第二十三卦)で失われかけた陽が、ここに戻ってきました。これが「復(ふく)」——陽気の回帰・新しい始まりです。

冬至を表す卦として知られています。一年で最も夜が長い冬至は、同時に「今日から昼が伸び始める」転換点——闇の極みが光の始まりです。地雷復はこの逆転の瞬間、小さくともエネルギーが確かに戻ってきた息吹を示します。

「七日来復(なのからいふくす)」——七日(七段階)で陽が戻る。易では一つの周期が完了して次が始まるのに七の単位を用います。正道から外れても、七の周期で必ず戻る——これは人間の本性の回復力への信頼です。

この卦が示すのは、小さくとも新しい息吹を大切にしてください。芽が出たばかりの段階——力を誇示する時ではなく、その芽を丁寧に育てる時です。「出入りに疾なし」——急がず、丁寧に歩んでください。

神龍易子と読む 地雷復

あなた、地雷復を調べているのね。これはね、わたしが易の中で最も好きな卦のひとつよ。

下に小さな一本の陽爻——冬至の朝の、最初の光の筋ね。剥落の時代が終わり、ようやく陽が戻ってきた瞬間。まだ小さい、まだ弱い、でも確かに光は戻ってきた。

「七日来復」という言葉が好きなの。七日——七段階の周期で、正道は必ず戻る。迷っていても、失敗しても、諦めなければ必ず正しい道に戻れる。易からの、最も温かいメッセージのひとつよ。

初九の爻辞「遠からずして復る」——遠くまで行かずに戻る。これが最良の復ね。

間違いに気づいたとき、すぐに引き返せる人——その人が最も賢い。遠くまで行ってしまった後でも復れるけれど、早いほど楽よ。

孔子はね、「顔回(がんかい)は不善あれば未だかつて知らざることなく、之を知りて未だかつてふたたびおこなわざるなり」と言ったの。过ちを知ってすぐに正す——それが復の理想の姿。あなたも今、そこへ戻る力があるのよ。

地雷復のキーワード

  • 回帰
  • 復活
  • 陽の復帰
  • 新生
  • 冬至
  • 七日来復
  • 正道への回帰
  • 希望

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地雷復 上六を全体運でどう読むか

方向を見失い迷う大凶の時期。大きな行動は慎んで

大凶

あなた、今どこへ向かっているのか、自分でもわからなくなっているんじゃない?

わたしはね、地雷復の上六を見て「迷復——凶」の状態にあると感じるの。今は進む方向がわからないまま動き続けることが最大のリスクよ。

「十年は征すること用うるなかれ」——大きな決断・新しい挑戦・重要な契約は今はしてはいけない時期。まず立ち止まって、自分が今迷っているという事実を認めることが第一歩よ。

信頼できる人・専門家に相談して、まず現状の整理から始めて。迷いを認める勇気が大凶を脱する最初の一歩になるわ。

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地雷復 上六を恋愛でどう読むか

執着・迷いが関係を壊す大凶の時期。一度距離を置いて

大凶

あなた、相手への気持ちと、実際にすべきことが全くわからなくなっているんじゃない?

わたしはね、地雷復の上六を見て「迷復——凶」を感じるの。今の恋愛は、迷いと執着が入り交じって正道が見えなくなっている大凶の状態よ。

連絡を繰り返す・追いかける・未練を断ち切れない——そういった迷いの行動が、今は関係をさらに壊してしまうの。まず一度距離を置いて。

信頼できる友人や家族に話を聞いてもらって、客観的な視点を取り戻すことが今できる最善よ。今は大きな決断をしてはいけない時期だわ。

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地雷復 上六を縁談・結婚でどう読むか

結婚の方向性を見失っている大凶の時期。重大決断は延期して

大凶

あなた、結婚すべきかどうか、本当にこの人でいいのか、全くわからなくなっているんじゃない?

わたしはね、地雷復の上六を見て「迷復——凶」を感じるの。今の状態でプロポーズや入籍などの重大な決断をするのは大凶よ。

迷いが深いまま進める結婚は、後になって大きな後悔を生む可能性が高い。今は決断を延期して、まず自分の気持ちを整理する時間を作って。

信頼できる人・カウンセラーに相談して。迷いを認めることが、正しい判断への第一歩になるわ。

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地雷復 上六を仕事・就職でどう読むか

方向を誤る恐れがある大凶の時期。大きな判断は先送りして

大凶

あなた、仕事の方向性が全くわからなくなっていない?何をすればいいのか見えなくなっているんじゃない?

わたしはね、地雷復の上六を見て「迷復——凶」を感じるの。今の状態で重要な仕事の判断・大きな契約・方針転換をするのは大凶よ。

「十年は征すること用うるなかれ」——今は新規事業・大きな投資・強引な拡大は厳禁。守りに徹して、今の業務を誠実にこなすことだけに集中して。

信頼できる上司・先輩・メンターに状況を相談して。客観的な視点を取り戻すことが今できる最善よ。

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地雷復 上六を金運・財運でどう読むか

大きな損失の危険がある大凶の時期。投資・大きな支出は絶対にやめて

大凶

あなた、お金のことで何から手をつければいいかわからなくなっていない?

わたしはね、地雷復の上六を見て「迷復——凶。災眚あり」を感じるの。今の状態での投資・大きな買い物・ローン契約は大凶よ。絶対にやめて。

「十年は征すること用うるなかれ」——この時期の大きな金銭的行動は終に大敗に終わる。今は収支を守ることだけに集中して。

信頼できるファイナンシャルプランナーや専門家に相談して。迷いを認めて立ち止まることが、大損失を防ぐ唯一の方法よ。

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地雷復 上六を健康・病気でどう読むか

深刻な状態になりうる大凶。今すぐ専門家に診てもらって

大凶

あなた、体の状態が深刻なのに、何をどうしていいかわからなくなっていない?

わたしはね、地雷復の上六を見て「迷復——凶。災眚あり」を感じるの。健康状態が迷いの大凶にある今、一刻も早く専門家(医師)に診てもらうことが最優先よ。

自己判断・様子見は絶対にやめて。迷いの中での自己治療が状態を悪化させる可能性があるの。

今すぐ受診して、専門家の指示に完全に従って。迷いを手放して専門家に委ねることが、今できる最善の行動よ。

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地雷復 上六を家庭・家族でどう読むか

根本的なすれ違いが拡大する大凶。専門家の助けを借りて

大凶

あなた、家族との問題が深刻になっていて、どうすれば良いかわからなくなっているんじゃない?

わたしはね、地雷復の上六を見て「迷復——凶」を感じるの。今の家庭状況は、迷いの大凶の状態にあるわ。一人で抱え込んでいては解決しない。

家族だけでの話し合いが行き詰まっているなら、カウンセラー・調停者・信頼できる第三者の助けを借りる時期よ。

迷いを認めて立ち止まること。そして専門家に助けを求めることが、家庭を守る唯一の方法になっているわ。

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地雷復 上六を学業・受験でどう読むか

方向を誤り成果が出ない大凶の時期。根本から見直して

大凶

あなた、勉強の方向性が全くわからなくなって、何をしてもうまくいかない感覚があるんじゃない?

わたしはね、地雷復の上六を見て「迷復——凶」を感じるの。今は勉強の方向性を完全に見失っている大凶の状態よ。

このまま頑張り続けても成果が出ない可能性が高い。まず今取り組んでいる方法・目標を一旦停止して、根本から見直す時間を作って。

信頼できる先生・塾・家族に相談して。迷いを認めて立ち止まることが、正しい学習の方向性を取り戻す第一歩になるわ。

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地雷復 上六を旅行でどう読むか

行先を誤る危険がある大凶。旅は延期を検討して

大凶

地雷復の上六——「迷復——凶。災眚あり」。旅は今すぐ出発するのは危険よ。方向感覚を失った状態での旅は、思わぬ事故やトラブルを招きやすい。

延期できるなら延期して。どうしても行かなければならないなら、信頼できる同行者を必ず連れて、細部まで計画を確認してから出発して。

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地雷復 上六を待ち人でどう読むか

来ない可能性が高い。あるいは道に迷っている

大凶

地雷復の上六——「迷復——凶」。待ち人は来ない、あるいは来るつもりなのに方向を見失っている可能性があるわ。期待しすぎないで。

直接連絡を取って状況を確認して。待ち続けることで大凶が深まる前に、現実を直視することが大切よ。

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地雷復 上六を失せ物でどう読むか

戻らない可能性が高い。早急に手を打って

大凶

地雷復の上六——「迷復——凶」。失せ物は今の状態では戻ってこない可能性が高いわ。貴重なものなら今すぐ専門機関(警察・遺失物センター)に届け出て。

一人で探し続けるより、早めに外部の助けを借りることが今できる最善よ。

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地雷復 上六を引越し・転居でどう読むか

判断を誤る危険がある大凶。重要な決断は延期して

大凶

地雷復の上六——「迷復——凶」。今の状態での引っ越し先の決定は大凶よ。方向感覚を失ったまま決めた住まいは後悔のもとになるわ。

重要な契約・決定は今は延期して。信頼できる人(不動産の専門家・家族)に全面的に頼って、迷いを取り除いてから動いて。

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地雷復 上六を訴訟・争い事でどう読むか

不利な展開が続く大凶の時期。早急な撤退・和解を模索して

大凶

地雷復の上六——「迷復——凶。終には大敗あり」。訴訟を続けると最終的に大敗に終わる可能性が非常に高いわ。今すぐ専門家(弁護士)に相談して。

和解・撤退・示談など、損害を最小限に抑える方法を今すぐ模索して。迷いの中で突き進むことが最大の大凶を招くの。早く動いて。

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