易のいろは

第27卦・さんらいい

山雷頤 六四

口と顎を象る卦。何を食べ・何を語り・何を養うかを問う。養うものが人を作る。

卦のかたちを知る

今回の爻の位置この爻の位置

上卦(外卦)艮 山・静止・止まる

  1. 上九
  2. 六五
  3. 今回の爻この爻六四

下卦(内卦)震 雷・動き・長男

  1. 六三
  2. 六二
  3. 初九
山雷頤の六爻を上から上爻、初爻の順に示しています。

原典を読む

山雷頤 六四の爻辞

原文

頤を巓にす。吉。虎視耽耽として、其の欲逐逐として、咎なし

読み

いをひっくりかえす。きち。こしたんたんとして、そのよくちくちくとして、とがなし

現代の言葉で捉える

山雷頤 六四の現代語訳

上から下を養う逆転の形。虎のように鋭い目で志を持ち続けて吉

易の仕組みから理解する

なぜ山雷頤 六四をこのように読むのか

一

六四という位置

六四は頤卦の上卦(艮)の初爻。陰爻が陰位に居り位は正しく、下の初九と正応する。上位に立ちながら下を養う指導者の立場。頤卦において「養う側」の正しい姿を体現する爻であり、虎のような意志と集中力が吉の根源。

二

この爻が象徴するもの

虎視耽耽

鋭い志と威厳で養いを実現する

三

山雷頤 六四の詳しい意味

「頤を巓にす」は六四においても「逆転した養い」の形だが、六二の凶とは異なり吉となる。六四は上卦(艮)の初爻で、陰爻が陰位に居り位は正しく、下の初九(陽爻)と正応する。上位の者が下位を養うという頤の逆転は、指導者・主導者が人を養い導く姿であり、その逆転には正当な根拠がある。

「虎視耽耽として」——虎が獲物を狙うように鋭く凝視し、意志を集中させる姿。「其の欲逐逐として」——志を持続させ、焦らず着実に進める様子。この鋭さと持続こそが六四の吉の源。上に立ちながら下を力強く養う意志と集中力を持ち続けることで「咎なし」となる。

象伝は「虎視耽耽として、其の欲逐逐として、咎なし」を「上に施すなり」と解説する。これは「上から下に施す(与える)」行為の正しさを意味する。頤卦において人を養う側に立つ者の態度——虎のような鋭さと持続する意志——が吉をもたらすことを易は示す。

神龍易子の深い読み

あなた、今は誰かを引っ張っていく、養っていく立場にいるのよね?その重さを感じながら、でも確かに前を向いているでしょ?

わたしはね、山雷頤の六四を見て「虎視耽耽」の吉を感じるの。あなたは今、虎のように鋭く前を見据えながら志を持ち続けることで吉を引き寄せる位置にいるのよ。焦らなくていい。でも目を離さないで。その集中と意志の持続が、この時期の最も大きな力になるわ。

六四のキーワード

  • 虎視耽耽
  • 集中力
  • 指導力
  • 持続する意志
  • 鋭い眼力
  • 養い施す
  • 吉の逆転

爻の変化を学ぶ

六四が変わると生じる卦:火雷噬嗑

これは今回の結果に別の吉凶を加えるものではなく、この爻が変化した場合に生じる卦を示す易学的な深掘り情報です。

火雷噬嗑からいぜいこく・第21卦
口の中の障害を噛み砕くように、問題・障害を力強く除去する卦。正義による決断の時。

爻から卦全体へ

山雷頤という卦をもっと知る

口と顎を象る卦。何を食べ・何を語り・何を養うかを問う。養うものが人を作る。

山雷頤の卦辞

頤は貞なれば吉。頤を観て、自ら口実を求む

いはていなればきち。いをみて、みずからこうじつをもとむ

頤は正しく守れば吉。何を養い・何を求めるかを観よ

頤(い)——養うことの責任
「養う」とは受け身ではなく、能動的な選択です。何を取り入れ・何を出すかを意識的に選ぶこと。食事・言葉・思想・人間関係——すべての「養い」に責任を持つことが頤の徳です。

頤を観る(いをみる)——まず観察せよ
その人が何を食べ・何を語るかを観れば、その人の人格がわかる。また、自分の「養い方」を省みることで、自分の方向性を確認できます。

口実(こうじつ)——口から入るものと出るもの
「口実」は食物と言葉の両方を意味します。何を食べるかで体が作られ、何を語るかで人間関係と信頼が作られる——頤は全人格的な養育を問います。

山雷頤(さんらいい)は、易経・六十四卦の第二十七卦です。上卦に「艮(☶)」山、下卦に「震(☳)」雷を配します。初爻と上爻が陽、中の四爻が陰——この形が口を開けた顎の形に見えることから「頤(い)」、顎・養う・育てるを意味します。

「頤」は物理的な「食べること」だけでなく、「養育」「養生」「言葉(口から出るもの)」すべてを含む広い概念です。食事・言葉・思想・人材——何を「養い入れ」、何を「外に出す」かが、この卦の問いです。

「頤を観て、自ら口実を求む」——まず相手が何を養っているかを観る(その人の口から入るものと出るものを観る)、そして自ら何を求めるかを省みる。他人を養う前に、自分が何を養っているかを問い直す卦です。

この卦が示すのは、「自分が何を養っているか」を見直す時です。食べるもの・話す言葉・育てる人・費やす時間——それらがあなたを作っています。正しいものを選び、正しく養ってください。

神龍易子と読む 山雷頤

あなた、山雷頤を調べているのね。「養う」ことを問う卦よ。

六爻の形がね、ちょうど口を開けた顎のように見えるの。初爻と上爻が陽で口の端を、中の四爻が陰で口の空間を表している——面白い形でしょう?

「何を養っているか」——これがこの卦の核心よ。食べるものはもちろん、口から出る言葉、心で育てている思想、大切にしている人間関係——それらすべてが、今のあなたを作っているの。正しいものを選んで養っているかしら?

六三の爻辞がね、「頤に拂う。貞なれど凶」——正しくあろうとしているのに凶。

これは、養い方の動機が間違っているときに起きるの。見栄のために食べる、評価のために語る——形だけ正しくても、内側の動機が不純なら凶になる。怖い爻よ。

上九「由頤。厲なれど吉」——すべての養いの源となる位置。責任は重く、危うい。でも吉。人を養う立場——指導者・親・師——の孤独と責任を表しているわ。養う側の重さを、易は決して甘く見ていないのよ。

山雷頤のキーワード

  • 養う
  • 食べる
  • 口
  • 養育
  • 何を養うか
  • 言葉を選ぶ
  • 心身の養生
  • 育む

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山雷頤 六四を全体運でどう読むか

鋭い志と集中力で人を養い導く時期。責任ある立場で吉

吉

あなた、今誰かの上に立ったり、周りを引っ張っていく立場にいるのよね?

わたしはね、山雷頤の六四を見て「虎視耽耽」の吉を感じるの。人を養い、引き導く立場にあるあなたが、虎のような鋭さと持続する意志を持つとき、この逆転した養いは吉となるの。

今の時期はリーダーシップを発揮すべき時。責任の重さを恐れず、でも焦らず着実に志を持続させて。

周りへの気配りを忘れず、鋭い目で状況を見極めながら前に進んで。それがあなたの吉の道よ。

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山雷頤 六四を恋愛でどう読むか

積極的に相手を引っ張っていく姿勢が恋愛を好転させる

吉

あなた、今の恋愛で主導する側に立つことができそう?

わたしはね、山雷頤の六四を見て恋愛での「虎視耽耽」の吉を感じるの。あなたが虎のように鋭く相手を見つめ、積極的に動くとき、この恋は開けるわ。

待っているだけじゃなく、あなたから心を尽くして相手を養い、支えること。それが六四の恋の吉の形よ。

焦らず、でも目を離さず。持続する想いが相手の心を動かすわ。

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山雷頤 六四を縁談・結婚でどう読むか

主導的に動くことで結婚の縁が近づく吉の時期

吉

あなた、結婚に向けて自分から積極的に動ける準備ができてきたかしら?

わたしはね、山雷頤の六四を見て結婚での「虎視耽耽」の吉を感じるの。今は待つよりも主導的に動く時。見合いや婚活の場で積極的に自分を出して。

相手を引っ張っていく意志と、相手を思いやる心が今の婚縁を引き寄せるわ。

焦りは不要よ。でも鋭い目で縁を見極め、動き続けて。吉の縁は近いわ。

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山雷頤 六四を仕事・就職でどう読むか

リーダーシップを発揮する時期。鋭い判断と継続的な努力で吉

吉

あなた、今仕事で人を束ねたり、プロジェクトを引っ張る立場にいるのよね?

わたしはね、山雷頤の六四を見て仕事での「虎視耽耽」の吉を感じるの。今こそリーダーシップを発揮する時よ。鋭い判断力で状況を見極め、チームを養い導いて。

責任の重さを感じながらも、その重さに負けないで。あなたの意志の持続が周りを動かすわ。

焦らず、でも止まらない。その継続が今の仕事の吉を確かなものにするの。

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山雷頤 六四を金運・財運でどう読むか

積極的な意志で動けば金運が開く時期。タイミングを逃さずに

吉

あなた、今お金に関して積極的に動くチャンスを感じているのよね?

わたしはね、山雷頤の六四を見て金運での「虎視耽耽」の吉を感じるの。虎のように好機を見逃さず、意志を持って動くとき、今の金運は開くわ。

消極的に待っていると、この吉の流れを逃してしまうわ。今こそ動き時よ。

焦りは禁物だけれど、判断したら迷わず行動して。その決断力が金運を呼び込むの。

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山雷頤 六四を健康・病気でどう読むか

意識的な健康管理で体が回復に向かう吉の時期

吉

あなた、今自分の体をもっと意識的に管理しようという意欲が出てきているのよね?

わたしはね、山雷頤の六四を見て健康での「虎視耽耽」の吉を感じるの。頤は養いの卦——自分の体を虎のような鋭さで観察し、意識的に養うことで健康が回復するわ。

食事・睡眠・運動に目を向け、小さな変化を見逃さないこと。

継続的な自己管理の意志が今の健康の吉の源よ。諦めず、着実に続けて。

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山雷頤 六四を家庭・家族でどう読むか

家族を積極的に養い支える立場で家庭が安定する時期

吉

あなた、今家族の中で支える側・引っ張る側に立っているのよね?

わたしはね、山雷頤の六四を見て家庭での「虎視耽耽」の吉を感じるの。あなたが虎のような鋭さで家族の状況を見守り、積極的に養い支えるとき、家庭は安定するわ。

細かな変化を見逃さないこと、家族一人ひとりに目を向けること。それが六四の家庭の吉よ。

責任を持って家族を養い続けて。あなたの継続する意志が家庭の柱になるわ。

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山雷頤 六四を学業・受験でどう読むか

鋭い集中力と持続する意志で学力が伸びる吉の時期

吉

あなた、今学習への意欲と集中力が高まってきているのよね?

わたしはね、山雷頤の六四を見て学問での「虎視耽耽」の吉を感じるの。虎のような鋭い集中力で学び続けるとき、この時期の学力は大きく伸びるわ。

目標を決めたら目を離さないこと、意志を持続させること——それが今の学問の吉の形よ。

焦らず、でも止まらない。その継続が確かな実力を育てるわ。

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山雷頤 六四を旅行でどう読むか

鋭い判断で旅先の状況を見極めれば吉の旅になる

吉

あなた、旅行に積極的に出かけていい時期が来ているのよね?

山雷頤の六四——虎のような鋭さで旅先の状況を見極め、自分で判断して動けば吉の旅になるわ。情報収集を怠らず、現地の状況に敏感に対応して。吉の旅よ。

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山雷頤 六四を待ち人でどう読むか

積極的に連絡を取れば待ち人が現れる吉の時期

吉

あなた、待ち人が来る予感がしているのよね?

山雷頤の六四——虎視耽耽の吉。待っているだけでなく、あなたから積極的に連絡を取ったり、会う機会を作れば待ち人との縁が動くわ。今こそ自ら動く時よ。

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山雷頤 六四を失せ物でどう読むか

鋭い目で丁寧に探せば見つかる吉の予感

吉

あなた、失くしたものへの心当たりが出てきたのよね?

山雷頤の六四——虎視耽耽の鋭い眼力で探すとき、見つかる可能性が高いわ。思い込みを捨て、鋭く観察しながら一つひとつ確認して。吉の予感があるわよ。

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山雷頤 六四を引越し・転居でどう読むか

積極的な情報収集と鋭い判断で吉の引越しができる時期

吉

あなた、引越しを前向きに進めていい時期が来ているのよね?

山雷頤の六四——虎のような鋭さで物件や地域の情報を集め、自分で判断して動けば吉の引越しになるわ。積極的に動いて、焦らず最善の選択をして。

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山雷頤 六四を訴訟・争い事でどう読むか

鋭い判断と持続する意志で訴訟・交渉が有利に進む

吉

あなた、今の訴訟や交渉で主導権を握れそうな手応えがあるのよね?

山雷頤の六四——虎視耽耽。鋭い眼力で相手の動きを見極め、意志を持って継続することで交渉は有利に進むわ。専門家と連携しながら、あなた自身も積極的に関与して。吉よ。

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